ドクターナウとStripe
2024-05-14 08:00:02

ドクターナウ、Stripeと提携しオンライン診療の可能性を拡大

ドクターナウ、Stripeと提携しオンライン診療の可能性を拡大



2024年5月14日、東京都内で行われた記者会見で、オンライン診療と薬配達プラットフォームを提供するドクターナウが、世界的なFinTech企業であるStripeとの提携を発表しました。この提携により、日本市場におけるオンライン診療と薬配達サービスが大きく進化することが期待されています。

提携の背景と目的



現在、オンライン診療の需要が急増しており、患者にとって便利で安心な医療サービスの提供が求められています。その中で、ドクターナウは、Stripeとの提携により、安全で簡単に利用できる支払いシステムの構築を目指しています。両社は、各自の技術と専門性を活かし、日本国内での医療サービスの革新を図ることとなります。

実際、ドクターナウのアプリを介したオンライン診療および薬配達サービスにおいて、Stripeが提供するセキュリティに優れた決済システムが導入されることになります。これにより、医療費や調剤費を簡単に支払える仕組みが整うだけでなく、Adaptive AcceptanceやRadarなどの先進的な機能も追加され、決済の安全性がさらに向上します。

医療機関と薬局への影響



提携がもたらす影響は、患者だけに留まりません。ドクターナウと提携している医療機関や薬局は、Stripeの技術を利用した自動精算機能を導入することで、診療や調剤後の医療収入を安全かつ効率的に管理できるようになります。これにより、医療機関も安心してサービスを提供できる環境が整います。

今後、両社はさらなる提携を計画しており、デジタルインフラの構築を進めることで、患者にとってより利便性の高いサービスの提供を目指します。

サービス開始予定日



ドクターナウとStripeは、プラットフォーム間の連携作業を完了し、2024年7月に東京を中心としてオンライン診療および処方薬のリアルタイム配達サービスを開始する予定です。その後、日本全国にサービスを拡大していくことが計画されています。

ドクターナウのビジョン



ドクターナウのCOO、陽田樹衣氏は、「Stripeとの提携を通じて、圧倒的な顧客満足度を追求し、日本の医療市場に新たな基準を示すために努力していきます」と語りました。このように、両社の協力が医療業界に大きな変革をもたらすことが期待されます。

また、ドクターナウは最近、M&A専門家を迎え入れ、日本国内での本格的なM&Aも考慮しています。代表のロビン・ジャン氏は、「運営するアプリの強化に加え、他のオンライン診療や薬配達サービスとの連携も視野に入れています」と述べ、業界全体の発展を目指す意気込みを示しています。

資金調達の成功



これまでに、ドクターナウはSoftBank Ventures Asia Corp.やシリコンバレーのベンチャーキャピタルから累計59億円を調達してきました。この資金調達額は、日本国内では最大規模で、オンライン診療および薬配達サービスのリーダーとしての地位を確立しています。また、同社はCES2023デジタルヘルスイノベーション賞やIFデザイン賞など数々の国際的な賞も受賞しています。

Stripeの背景



提携先のStripeは、2009年に設立され、世界で広く利用される決済システムを提供しています。その時価総額は14兆円以上と膨大であり、業界のリーダーとして知られています。今回の提携により、Stripeの先進的な技術が日本の医療サービスにもたらす影響は計り知れません。

この提携は、オンライン診療および薬配達市場に革新をもたらす一歩となります。今後の展開が楽しみです。

会社情報

会社名
株式会社ドクターナウ
住所
東京都千代田区霞が関霞が関ビル5階Kotra ITセンターDoctornow
電話番号
03-6555-3054

関連リンク

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