パトスロゴスと次世代AIの進歩
最近、人事データに基づき、従業員一人ひとりに合わせた回答を提供する新しいAI製品「PathosLogos Chatbot」が、株式会社パトスロゴスから発表されました。この製品のβ版がリリースされたことで、大企業の人事部門が抱える多くの課題を解消する手助けとなることでしょう。特に、同社がこれまでに展開してきたHR共創プラットフォーム「PathosLogos」に集約されたデータを活用し、効率的な人事業務の実現を目指しています。
開発の背景と現状の課題
近年、多様化が進む働き方や頻繁に変更される法制度により、大企業の人事制度は非常に複雑になっています。事実、さまざまな企業でシステム投資が行われている中でも、給与計算や手続きの自動化が実現しても清算業務の減少は見込めていないのが現実です。
特に、従業員からの不明点や問い合わせが後を絶たず、その対応にかかるコストが経営上の新たな問題となっています。たとえば、ライフイベントによる働き方の変化に伴い、手取り額の変化を確認したい従業員がいるとします。この際、単に規定の説明をするだけではなく、個々の状況に基づいた具体的数字での回答が求められます。しかし、こういった個別の回答を複雑なシステムの中から算出することは容易ではなく、人事部門にとっては負担が増してしまうのです。
PathosLogos Chatbotの革新性
「PathosLogos Chatbot」は、従業員が特定のWebページから入力した質問に対し、個々の状況に応じた適切な回答を瞬時に生成する次世代型AIチャットボットです。HRデータとAIの連携を強化することで、従来のFAQツールに比べて各社員の属性や関連データに基づいた個別対応が可能となります。
例えば、育児休業給付金の計算に関して、従来は人事部門が手動で各種データを組み合わせて算出していましたが、「PathosLogos Chatbot」を利用すれば、AIが必要な情報を瞬時にデータベースから参照し、各従業員に最適な回答を提供することができます。これにより、人事部門への問い合わせにかかる多くの工数が削減され、生産性も向上することが期待されます。
今後の展望と社長のコメント
今後、パトスロゴスは顧客から得られるフィードバックを基に、AIの回答精度向上や回答領域の拡充を進め、今年の秋には正式リリースを目指しています。代表取締役CEOの牧野正幸氏は、「このチャットボットは単なるFAQ対応ではなく、従業員が必要とする個別対応を実現するための製品です」と語り、運用を通じた実績をもとにさらなる改善を目指す方針を示しています。
会社概要と今後の事業展開
株式会社パトスロゴスは、「人事の未来を創る」ことを掲げて設立され、建設的なHR環境を目指し続けています。大企業向けに特化したHRソリューションを展開し、すべての人事データを一元化することにより、業務の生産性向上を支援しています。今後も、HRテック領域での先進的な取り組みを通じて、日本の人事部門の未来を切り拓いていく企業となることを目指します。
公式ウェブサイト:
パトスロゴス