香川県高松市に寄贈!老舗企業の地域貢献とSDGsへの取り組み
株式会社紙の杉山が、SDGs私募債「地域応援型」を発行し、その手数料の一部を用いて高松市に天遊卓(客用机・客用椅子)を寄贈しました。この取り組みは、地域社会への貢献を目的とした、同社のSDGsへの積極的な姿勢を示すものです。
300年の歴史を誇る老舗企業の新たな一歩
享保9年の創業以来、松平家御用達の小間物商として歴史を刻んできた株式会社紙の杉山。現在は紙の専門商社として、幅広い紙の販売・加工を手掛けています。300周年という節目を迎えた同社は、これまで培ってきた経験と実績を活かしながら、地域社会への貢献を積極的に行うことを表明しました。
SDGs私募債「地域応援型」とは?
今回、株式会社紙の杉山が発行したのは、SDGsに関連した地域社会への貢献を目的とした「SDGs私募債(地域応援型)」です。この私募債は、発行企業から金融機関が受け取る手数料の一部を、地域社会貢献のために活用するという仕組みとなっています。
今回の寄贈では、高松市が所有する国の重要文化財「披雲閣」に天遊卓が設置される予定です。寄贈品である天遊卓は、来訪者にとって快適な空間を提供し、文化施設の利便性向上に貢献すると期待されています。
地域社会との共存と持続可能な発展
株式会社紙の杉山は、今回の寄贈を通じて、地域社会とのより一層の連携を強化していくことを目指しています。今後も、日本の伝統産業である紙を取り扱う企業として、地域社会とともに発展していくことを目指し、様々な社会貢献活動に取り組んでいくとのことです。
具体的な寄贈内容
寄贈先: 高松市
寄贈品: 天遊卓(客用机・客用椅子)
寄贈式: 令和6年11月26日(火)15時30分より高松市役所にて開催
株式会社紙の杉山概要
所在地: 香川県高松市春日町1606
代表者: 杉山佳繁
業種: 紙・紙加工品卸売業
売上高: 844百万円(令和5年9月期)
発行額: 50百万円
発行日: 令和6年2月29日(木)
発行期間: 5年
返済方法: 満期一括償還
資金使途: 運転資金
今回のSDGs私募債発行と寄贈は、単なる企業活動の一環ではなく、地域社会への貢献と持続可能な発展を目指した、同社の強い意志を示すものです。今後、他の企業も同様の取り組みを行うことで、地域社会全体の活性化に繋がることが期待されます。