インクルーシブ保育の新たな書籍
2025-04-14 11:34:41

2025年に登場するインクルーシブ保育の新たな指標となる書籍

2025年4月、インクルーシブ保育の未来を変える書籍の登場



社会福祉法人どろんこ会が、2025年4月20日に中央法規出版より新たな書籍『子どもも大人も混ざり合う 児童発達支援x保育所等の併設で創るインクルーシブ保育』を発表します。この書籍は、障害の有無に関わらず全ての子供に「にんげん力」を育むことを目的とした保育の実践方法を詳細に説明しています。

インクルーシブ保育の理念と実践



どろんこ会は1998年に設立され、「インクルーシブ保育のフロントランナー」として、保育と児童発達支援を併設した施設の推進に挑んできました。2015年には東京都世田谷区で初の併設施設を開設し、その後全国各地に広げることに成功しました。書籍では、具体的な実践事例と共に、インクルーシブ保育を実現するための重要な考え方が紹介されています。

書籍の構成



第1章:インクルーシブ保育の定義


この章では、インクルーシブ保育の基礎を理解するための考え方を整理しています。「混ざり合う」という理念や、「療育」という言葉を使わず、自然なかかわりの中で安心感を育む仕組みについて述べています。

第2章:実践事例の紹介


ここでは、どろんこ会の特長的な保育内容を年次行事として紹介し、日常生活における活動を通じて多様性を認め合い、支え合う姿勢を学べる様子が描かれています。例えば、外遊びや畑仕事、バイキング形式の給食など、日常的な活動を通じて子供たちが成長していく様子が詳細に描かれています。

第3章:働く環境の整備


保育士や専門職が働きやすい環境を構築するための意識改革や仕組みの重要性について書かれています。例えば、「分けない」という意識の醸成や、保育と児童発達支援の違いを理解することが求められています。これによって、子どもたち一人ひとりがどのように育まれるのかが重要なテーマとなります。

第4章:併設施設の構築


併設施設を効果的に開設するための基礎知識や実例が述べられています。国や自治体の動きについても触れ、具体的にどう進めていくべきかの視点を提供します。

書籍の意義


この書籍は、インクルーシブ保育に関わる全ての人たちにとっての必読書です。保育施設の運営者や現役の保育士はもちろん、保育の新たな形を模索している自治体の担当者にも価値ある内容となっています。この書籍を通じて、インクルーシブ保育が今後の保育業界に与える影響や、社会における重要性について深く理解することができるでしょう。

2025年4月の発売を楽しみに、ぜひ手に取ってみてください。全国の書店やオンラインで購入可能です。

どろんこ会グループについて


どろんこ会は、約180箇所の認可保育園やその他の福祉関連施設を運営し、次世代を担う子供たちの成長を支えています。各種メディアでも取り上げられるこの団体の取り組みは、今後の保育の方向性を示す重要なものとなっています。


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会社情報

会社名
社会福祉法人どろんこ会
住所
東京都渋谷区渋谷1丁目2番5号 MFPR渋谷ビル13階
電話番号
03-5766-8050

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