UN GRAINの新しいチカラ、岡澤高志シェフの誕生
株式会社ヨックモックが運営するミニャルディーズ専門店「UN GRAIN」は、3代目のシェフパティシエに岡澤高志が就任したことを発表しました。今回の就任は、2025年4月1日付けで行われ、新たに岡澤が手掛ける3品のミニャルディーズが登場します。これまでの伝統を受け継ぎつつ、彼の新たな試みが展開されることが期待されています。
新作ミニャルディーズのラインナップ
岡澤シェフのクリエーション初弾として、3つの新作ミニャルディーズが4月4日(金)に発売されます。特徴的なのは、すべての作品で素材の可視化を試みている点です。「味覚と記憶の余韻を大切に」という岡澤の理念から生まれたこれらの菓子は、それぞれ独自の印象や余韻を楽しめるように設計されています。
選ばれた新商品
1.
スフェール(720円)
- ブルーベリー、ライム、リュバーブを使用したひとつまみサイズのデザート。ブルーベリーをふんだんに使い、酸味と甘みのバランスを楽しめるケーキに仕上げられています。
2.
スリーズ ジュビレ(630円)
- バニラとチェリーをテーマにした作品で、イギリスの女王即位50周年を記念するデザートからインスパイアを受けています。バニラムースにチェリーの風味が凝縮された、逸品です。
3.
モカ(680円)
- コーヒーとノワゼット、ショコラの組み合わせで、苦みとコクが際立つスタイリッシュなミニャルディーズ。特別に作られたエスプレッソジュレが余韻を引き立てます。
岡澤高志シェフの思い
岡澤シェフは、「常に前進し続ける」という意気込みを持ち、ミニャルディーズの構成を可視化することで、素材の味わいを余韻として楽しむ体験を提供したいと考えています。入社前からUN GRAINの魅力に惹かれ、特にその素晴らしいお菓子作りの繊細さや奥深さに触れ、自身の技術を高める場として選びました。
岡澤シェフは、「日本流のミニャルディーズ文化を根付かせ、それを世界に逆発信する」という目標を掲げています。美しい日本の文化や相手への気遣いを表現し、国内外のお客様に喜んでもらえるような製品づくりを目指しているとのことです。
岡澤高志のプロフィール
1995年に群馬県に生まれた岡澤シェフは、埼玉ベルエポック製菓調理専門学校を卒業後、前職のパティスリーパリセヴェイユで8年間のキャリアを積みました。その後、フランスに渡り、現地の店舗でさらなる経験を積み、2024年に帰国してUN GRAINに入社しました。昨年11月にはコンクールで受賞するなど、評価を高めています。
UN GRAINの理念
UN GRAINは「一粒の種」を意味し、育まれた食材を用い、作り手の想いを込めたお菓子を提供しています。特別な瞬間を演出するためのひとつまみサイズのお菓子が楽しめるミニャルディーズ専門店として、多くの人々に幸福な時間を提供しています。今後も、岡澤高志シェフのもと、さらなる進化を遂げるUN GRAINから目が離せません。