小樽の新拠点
2022-02-02 14:02:09
小樽の新たな交流拠点、複合型コミュニティ施設Tug-Bが始動
小樽市の歓楽街花園に新たな交流の場として誕生する複合型コミュニティ施設「Tug-B」が、4月の全階グランドオープンに向けて、クラウドファンディングを開始しました。このプロジェクトは、小樽商科大学(商大)と株式会社大人が業務提携し、新たな地域活性化を目指しています。
Tug-Bは、カフェバー、ゲストハウス、シェアハウス、コワーキングスペースの4つの機能を持つ施設です。現在はシェアハウス機能のみが稼働しており、他の3つは改装工事が必要です。クラウドファンディングを通じて、1階のカフェバーの内装や2階のゲストハウスの改修に必要な資金を集めることを目指しています。活動の第一目標は250万円で、これによりカフェバーとゲストハウスの施設を充実させることができます。
このプロジェクトは、社会に向けた新たな価値創出を目的としており、特に学生と旅人が溶け込む環境を作り上げることが重要です。商大ならではの知識と地域の魅力を融合させ、みんなが集まる場所にしていく狙いがあります。さらに、プロジェクトが進むことで、地域社会の活性化にも寄与し、小樽の魅力をさらに引き出すことが期待されています。
クラウドファンディングは2022年1月31日からスタートし、開始から24時間で約50万円の支援が集まったとのことです。また、リターンには多様な選択肢が揃っており、支援者はプロジェクトへの参加を通じて、新しいコミュニティの一員としての経験を得ることができます。
Tug-Bを運営するのは、2020年に設立された合同会社PoRtaruです。小樽商科大学に通う学生たちが中心となり、地域と大学の接点を増やし、持続可能な地域社会を目指すために活動しています。学生の入れ替わりによる新たな視点を持ち込むことで、より柔軟かつ効果的な運営を行っていく意向です。
さらに、株式会社大人は「北海道から、世界をちょっぴり面白くクリエイティブに」をモットーに、地域活性化プロジェクトを幅広く手掛けています。彼らの経験とノウハウが、Tug-Bの成功に寄与することでしょう。
2022年4月に全階のオープンを予定しているTug-B。この新しい施設は、学生と観光客、地域住民が交流する場として、街にどのような影響を与えるのでしょうか。今後の展開が期待されます。見えない未来への期待を胸に、多くの方々の応援が集まることを願っています。
会社情報
- 会社名
-
合同会社PoRtaru
- 住所
- 北海道小樽市緑3丁目5番21号小樽商科大学内
- 電話番号
-
090-2872-6957