社会変革を促進するサステナビリティ経営セミナーのご案内

社会変革を描く未来の雇用形態

2024年9月9日（月）、多摩大学サステナビリティ経営研究所が主催するセミナー「インパクト雇用を人的資本経営につなぐ」が開催されます。このイベントは、企業や組織が持続可能な成長を実現するために必要な人的資本の活用方法について議論し、特に社会的に弱い立場にあるシングルマザーや障がい者の雇用機会の拡大を目指しています。

インパクト雇用とは

インパクト雇用は、一般的な採用手法では働く機会が限られている人々に雇用の機会を提供する新しい雇用モデルです。これにより、企業は社会に貢献しつつ、同時に多様な人材の活用を通じて革新を促進することができます。特に、日本においては人材に対する投資が依然として不十分であり、この問題に取り組むための新たなアプローチが求められています。

セミナーの内容

当日は、グラミン日本の理事である中川理恵氏をはじめ、多様な専門家が登壇し、それぞれの視点からインパクト雇用の重要性や実例について解説します。具体的には、シングルマザーの雇用から経済的自立への取り組みを紹介し、実践的な課題とその解決策を探ります。

また、参加者同士の交流を促すために、セミナー終了後には名刺交換会も設けられています。ネットワーキングの時間を通じて、新たな協力関係を築く機会となることでしょう。

登壇者のご紹介

セミナーには、業界で著名な専門家が登壇予定です。デロイトトーマツコンサルティングの児玉都氏は、障がい者やシングルマザーをターゲットとした採用の重要性や経営戦略について説明します。HRテクノロジーコンソーシアムの香川憲昭氏は、シングルマザーのインパクト雇用の実践例を共有し、普段とは異なる採用手法のもたらす価値を語ります。さらに、一般社団法人ルータスの大原康子氏は、シングルマザーの経済的自立を目指した活動について紹介します。