逆境を乗り越えたBarママ
2022-05-26 08:20:01
コロナ禍での逆境を乗り越えたBarママのライブ配信物語
コロナ禍を乗り越えたBarママの物語
大阪の堺市に位置する「Bar LINK」のママ、さちママは、2020年から続くコロナ禍の影響で、店の閉店を真剣に考えるほど危機的な状況に陥りました。その中で、ひょんなことから始まったライブ配信によって、彼女は自らの運命を変えることとなります。
コロナの影響と不安な日々
2020年から今年にかけて、大阪ではたびたびまんぼうが発令され、飲食店は厳しい状況に直面しました。特にBar業界は、娯楽性が高く、顧客が外出をためらう中で大きな打撃を受けていました。さちママのBarも忘れることのできない苦しい日々が続きます。人件費や店舗の維持費がかかる中、さちママは「このまま店を閉めてしまうのか?」という選択を考えざるを得ませんでした。
ライブ配信との出会い
そんな中、さちママはお店の内装を担当した工務店の方からライブ配信の話を聞きました。その人は、「ふわっち」というアプリで成功を収めた若者について教えてくれました。バーチャルの世界での資金獲得方法に興味を抱き、考え直すきっかけを得たのです。仮にライブ配信が上手くいけば、Barの集客にもつながるのではないかという希望を抱き、さちママはライブ配信を始めることを決意します。
家族との葛藤
とは言え、配信を始めるには準備が必要でした。しかし、さちママは自宅に配信に適したスペースがなかったため、子どもたちに自室を貸してほしいと頼みます。子どもたちは「絶対に上手くいかない!」と強く反対しましたが、さちママは「このままだと店が無くなってしまう」と自らを奮い立たせ、配信ボタンを押しました。
配信の難しさ
初日から視聴者との会話が楽しめ、少しずつ人気が出始めるものの、配信開始から数日後、何を配信すれば良いのか悩みます。集客や宣伝のスキルが必要だと気づいた彼女は、ライバー事務所に所属することに決めました。
収入が増加
事務所に入ると、さちママは苦労して得た視聴者の関心を引き続けるコツを教わり、配信活動がますます充実していきます。その結果、配信開始からたった3か月で、返済に必要な収入を上回るほど売上を伸ばすことに成功します。「これで、銀行への返済ができる」という安心感が彼女に訪れたのです。
オンライン収入の新たな可能性
ライブ配信を続ける中で、常連の視聴者も増え、彼女は「自宅でお金を稼げる」という新たな生活のスタイルを得ました。コロナ禍が続く中でも、この収入源を大切にしつつ、将来的な集客も視野に入れています。
「最初は子どもたちの反対も強かったですが、今では私の活動を応援してくれるようになりました」と、さちママは笑顔で語ります。ライブ配信は、ただの娯楽であるだけでなく、彼女にとって新しい仕事のかたちになったのです。
このように、さちママはライブ配信を通じて人生の危機を乗り越え、新たな夢を持つことができました。今後の彼女の活躍に期待が高まります。
会社情報
- 会社名
-
株式会社サムシングファン
- 住所
- 大阪府大阪市福島区福島1-4-40JBSL梅田ビル4階
- 電話番号
-
06-6455-3633