NexthinkとNTTデータが新たなパートナーシップを締結しDEXを強化

NexthinkとNTTデータの新たなパートナーシップ締結

デジタル従業員エクスペリエンス（DEX）管理ソフトウェアのグローバルリーダーであるNexthinkが、国内での事業をさらに拡大するため、株式会社NTTデータとのパートナーシップを締結しました。この契約により、2025年12月から日本国内でDEX領域のサービスが提供される予定です。

パートナーシップの意義

Nexthinkは、これまでグローバルにNTTデータとMSPパートナーシップを築いており、今回の提携は日本市場での存在感を強化する重要なステップとなります。NTTデータの既存のITサービスにNexthinkが提供するソリューションを組み入れることで、より良いサービスレベルを実現し、日本企業に対してデジタル従業員エクスペリエンスの向上を図ります。これにより、企業は優れたIT環境を享受し、従業員の生産性を高めることが可能となります。

Nexthink Infinityとは？

Nexthinkの代表的な製品「Nexthink Infinity」は、リアルタイムでデジタルワークプレースの可視化、診断、解決を行うプラットフォームです。具体的には、以下のような特徴があります：

- リアルタイム可視化・診断・解決機能: 従業員が直面する問題を迅速に把握し、AIを駆使して原因分析を行い、自動で対応アクションを実行します。
- AIによるインサイト提供: 従業員の行動やフィードバックをデータ分析し、潜在的な問題や改善点を特定。IT部門はデータに基づいた意思決定が可能になります。
- デジタルアダプションの支援: 業務アプリケーションを効果的に利用するためのサポートが充実しており、従業員の生産性の向上とITサポートコストの削減を実現します。

両社のビジョン

株式会社NTTデータのテクノロジーコンサルティング事業本部長、新谷哲也氏は、このパートナーシップによりデジタル体験の質が企業競争力に直結する時代において、Nexthinkの先進的なプラットフォームとNTTデータの業務、IT運用の知見を組み合わせることに意義を感じています。お客様のデジタル環境を可視化し、持続的な改善を促進する新たな価値の提供が期待されます。

一方、Nexthinkのジャパンプレジデント、萩野武志氏は、NTTデータの豊富な経験を背景に、日本市場における運用の向上と従業員満足の大幅な向上を目指していると述べています。これまでにグローバルで1,500社以上の企業が2,500万人以上の従業員を支援してきた実績を活かし、日本でもデジタルワークプレイスの革命に寄与していく計画です。

NTTデータとNexthinkの共通の目標

株式会社NTTデータは、70カ国以上でITサービスを展開しており、デジタル技術を活用してビジネス変革や社会課題の解決に貢献しています。Nexthinkも同様に、デジタル従業員エクスペリエンスに特化したソリューションを提供することで、ITの効果を最大限に引き出すことを目指しています。両社の協業により、日本企業はデジタル体験の向上を通じて、より良い労働環境を構築し、競争力の強化が期待されます。