IT運用の未来を支える統合モニタリング
2024年10月23日、東京で開催されるJapan Startup Summit 2024において、IT統合モニタリング及びオブザーバビリティサービスを提供しているワタップ・ジャパンが注目の発表を行います。企業が直面するデジタルトランスフォーメーション(DX)の課題と、その克服に向けた統合モニタリングの重要性を訴えます。
大規模なIT展示会の一環
Japan Startup Summitは、日本最大のIT展示会であるJapan IT Weekの一部として行われ、ITやAIテクノロジーに関心のあるスタートアップや業界関係者が集結します。ワタップ・ジャパンはこのイベントに参加し、企業のIT環境を理解し、運用の効率を高めるための手段として、リアルタイム・オブザーバビリティの価値を強調します。
DX推進の現状と課題
現在、企業はマイクロサービスやコンテナ技術を導入し、ITサービスの構成要素が増加しています。これより、全体の運用環境を把握することがますます難しくなっています。そこで求められるのが、リアルタイムでのデータ把握と障害予測能力です。企業が事前に対策を講じることで、迅速な対応を可能にするための技術的能力が必要です。
WhaTap Monitoring Servicesの提案
24日の発表では、ワタップ・ジャパンの李副社長が、最適な解決策として「WhaTap Monitoring Services」を紹介します。このサービスは、パブリックSaaS、プライベートSaaS、オンプレミスに対応し、ハイブリッド環境の効率的な統合モニタリングを実現します。具体的には、フロントエンドからバックエンドまでのデータをすべて含む、エンドツーエンドの統合モニタリングを提供し、5秒間隔でトランザクションの異常を検出します。
様々な業種への導入事例
李副社長は、自治体や製造業、金融業界、WEBサービスなどでのWhaTap Monitoring Servicesの活用事例も紹介します。この統合モニタリングサービスがどのように各分野のリアルタイム・オブザーバビリティの実現に貢献しているかを明らかにします。
DXとITの関係
リー副社長は、「DXが全産業に広がる中、ITはもはや単なるテクノロジーではなく、企業のビジネス能力そのものとなっている」と述べます。WhaTap Monitoring Servicesは、企業がこの新しい時代においてリアルタイム・オブザーバビリティを導入し、統合的なIT運用環境を構築する助けとなるツールを提供することを目指しています。
ワタップ・ジャパンの理念
ワタップ・ジャパンは2015年に設立された韓国に本社を置く企業で、ITの運用環境を一元的に把握するためのプラットフォームを提供しています。目指すところは、真の意味でのオブザーバビリティの実現です。国内外でトップクラスの技術力を持ち、多くのグローバル企業と連携しながら、業界標準を押し進めています。イベントを通じて、各企業が成長するためのサポートをさらに強化していきます。