東急不動産の脱炭素戦略
2026-07-10 14:27:19

東急不動産ホールディングスが掲げる脱炭素実現に向けた新たな戦略とは

東急不動産ホールディングスの新たなアプローチ



東急不動産ホールディングス(以下、当社)は、脱炭素社会とネイチャーポジティブの実現を目指し、気候変動と自然の課題を統合的に捉えたシナリオ分析を行いました。この取り組みは、将来的な事業環境や財務に与える影響を理解し、経営戦略やリスク管理を一層強化するためのものです。

統合的シナリオ分析



当社は2018年度から継続して気候関連のシナリオ分析に取り組んでおり、近年では対象となる事業の拡大やシナリオの更新を進めています。2025年度に向けた中期経営計画の策定にあたる今回のシナリオ分析では、気候と自然の課題が相互に影響を及ぼすことを考慮し、より統合的な視点からの評価が実施されました。

分析の評価結果



シナリオ分析の結果、グループ全体での主要なリスクとして、建築や改修にかかるコストの増加が挙げられました。一方で、気候変動や自然に対する取り組みを行った施設に対する需要の高まりや、再生可能エネルギー事業の拡大による収益増も見込まれています。これを受け、当社はグループ全体および各事業におけるリスクおよび機会を深掘り、TCFDとTNFDに基づいた情報開示を行っています。

3つの統合シナリオの設定



気候変動に関する将来シナリオとして、1.5℃、3℃、4℃の3つの選択肢が設定され、さらにTNFDのガイダンスに従った自然関連のシナリオが策定されました。これにより、気候や自然に関するリスクや機会を総合的に評価することが可能となっています。

リスクと機会の識別



当社は、事業活動に影響を及ぼす気候・自然関連のリスクと機会を洗い出していくことで、ロングリストを作成しました。このリストには、SSBJのガイダンスに基づく不動産業界での開示トピックが含まれており、各事業部門の意見も反映しながら妥当性を確認しています。リスクや機会に対する対応戦略も含め、実施した分析結果を基に継続的な見直しを行っています。

環境への取り組みと未来の展望



当社は、再生可能エネルギー事業の拡大や地域の特性に基づいたサステナブルな開発を進めています。今年7月に熊本市で開催される「グローバル・ネイチャーポジティブ・サミット2026」に協賛し、当社のネイチャーポジティブ戦略について説明する場を設けます。

GROUP VISION 2030への展望



長期ビジョン「GROUP VISION 2030」では、環境経営とDX(デジタルトランスフォーメーション)を全社的に推進し、持続可能な社会に貢献することを目指しています。生物多様性を重視し、事業を通じて環境価値を提供していくことにより、企業価値の向上を図っていきます。これからも、気候変動および自然関連課題への取り組みを強化し、サステナブルな未来に向けて邁進していくことを宣言します。


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会社情報

会社名
東急不動産株式会社
住所
東京都渋谷区道玄坂1-21-1渋谷ソラスタ
電話番号
03-6455-1121

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