マイナンバーカードかざし利用クライアントソフトのご紹介と導入手順

マイナンバーカードかざし利用クライアントソフトとは

デジタル庁が提供する「マイナンバーカードかざし利用クライアントソフト」は、対面サービスにおいてマイナンバーカードをかざすだけで、暗証番号の入力なしに利用できる革命的なツールです。このツールは、自治体や民間事業者に向けて提供されており、デジタル化が進む日本社会において、官民のインフラを構築する重要な役割を果たしています。

機能と利点

このクライアントソフトは、Windows端末やiOS、Androidデバイスに対応しており、主に次の機能を提供しています。

1. 公的個人認証APの機能：利用者証明用電子証明書を抽出し、PINを管理する機能があります。
2. 券面事項入力補助AP：基本的な個人情報（氏名、住所、生年月日、性別）を自動的に入力するためのインターフェースを提供します。
3. 券面事項確認AP（内部認証）：具体的な情報を元にマイナンバーカードの真正性を確認する機能があります。

興味深い特徴

特に注目すべき点は、公的個人認証法の改正により、マイナンバーカードによる本人認証において暗証番号の入力が不要になるという点です。これにより、利用者はより手軽にサービスを利用できるようになります。この便利さは、対面での利用環境において特に有効です。

導入手順

導入を希望する団体にとっても、手順は明確で簡便です。以下が一般的な導入手順です：
1. デジタル庁に問い合わせ。
2. 守秘義務誓約書を提出。
3. 必要な情報（インターフェース仕様書など）を受け取る。
4. 導入予定のシステムにかざし機能を組み込む。
5. Windows端末やモバイル端末を使って、利用を開始する。

お問い合わせ方法

マイナンバーカードかざし利用クライアントソフトに関するお問い合わせは、以下のメールアドレスまでお願いします：
デジタル庁マイキープラットフォーム担当（mykeypf_atmark_digital.go.jp）。
メールを送る際には件名に「マイナンバーカードかざし利用クライアントソフトに関する問合せ」と記載し、必要事項を明記してください。