岩手の伝統菓子とアートが融合！新作チョコレート発売決定

岩手のチョコレート革命！「choco nanbu MAGIC」の誕生

岩手県盛岡市に本社を置く株式会社ヘラルボニーと、同じく岩手県二戸市の株式会社小松製菓が新しいチョコレート商品「choco nanbu MAGIC（チョコナンブマジック）」を共創しました。2025年1月31日から発売されるこの商品は、きっと多くのファンを魅了することでしょう。

商品概要

「choco nanbu MAGIC」は、価格は2,980円（税込）で、南部せんべい乃巖手屋の直営店や公式通販で取り扱われます。この商品は、数量限定で3,000個の販売予定です。たくさんの店舗で購入可能ですが、各店舗での取り扱いに限りがあるため、早めのチェックが推奨されます。

取り扱い店舗

- 南部せんべい乃巖手屋直営店
- 盛岡フェザン店
- monaka店
- 二戸ニコア店
- 仙台エスパル店
- 北のチョコレート工場＆店舗2door

すべての店舗で商品が揃っているわけではありませんので、あらかじめ確認することをおすすめします。

特徴的な素材

この新たなチョコレートは、GreenCacao100%を使用しています。これは、ブラジルのトメアスー地方の森林を保全する活動につながる重要な素材です。さらに、トッピングにはストロベリー、ラズベリー、パッションフルーツのフリーズドライや南部せんべいを使用し、見た目にも鮮やかな仕上がりとなっています。南部せんべい自体は品質が保証された製品で、正規品と同じくおいしさを楽しめます。

アートとのコラボレーション

この商品を包み込む缶には、岩手県北上市出身のアーティスト八重樫季良氏の未発表アートが描かれています。彼のアートは、缶がペンケースや小物入れとしても活用できるような実用的なデザインに仕上がっており、商品の価値を一段と引き立てています。

八重樫氏の作品は、シンプルながらも視覚的なインパクトがあり、幾何学模様が美しい調和を成しています。手にしたとき、そのアートが日常に息づく瞬間を楽しむことができるでしょう。

地域の伝統を映すお菓子

南部せんべいは600年以上の歴史を持ち、手軽に楽しめるお菓子として広く親しまれています。本来の素朴な味わいを残しつつ、革新的なアプローチで進化を遂げてきた「チョコ南部シリーズ」は、発売から15年を迎え、地域の人々の生活に溶け込んでいます。割れたせんべいをチョコと組み合わせることで新たな魅力を引き出した小松製菓のアイデアは、今や地域の名物として広く知られるようになりました。

この度の「choco nanbu MAGIC」は、そんな地域の伝統と現代的なアートが美しく融合した商品で、味わいだけでなく、見た目や触感でも楽しませてくれる一品です。

両社のコメント

双方の企業は、この共同開発を通じた想いの具現化について語っています。小松製菓の代表取締役である小松豊氏は、「ヘラルボニー様との共創ができたことに大変光栄に思います。新たなエネルギーとともに誕生した商品を、多くの人に楽しんでもらいたい」とコメントしています。一方で、ヘラルボニーのCo-CEOである松田文登氏は、600年以上親しまれてきた南部せんべいの伝統を大切にしながら、新たな文化を創造することが、双方の企業の共通点であると指摘しています。