新たなデジタル銀行展
2020-11-11 10:02:20

未来の銀行を示す新たなデジタルバンキング展が開催される

未来のデジタルバンキングを体験する展示会



2020年12月17日と18日、東京で初めて開催される「デジタルバンキング展」。このイベントは、日本の地域金融機関に向けてデジタル化の重要性を再認識させ、今後の新たな金融の形を模索するための場として注目されています。金融庁や国内外の有識者が一堂に会し、デジタルバンキングに関する基調講演やセミナーが行われる予定です。

デジタル化の加速とその必要性


今日の経済は実物経済からネット経済へと急速にシフトしています。特に、5Gの普及とコロナ禍の影響はデジタルバンキングの必要性を高める要因となっています。従来の金融サービスでは対応しきれないニーズに応えるため、顧客との接点をデジタルに統合し、24時間365日のサービス提供が求められています。このような変革の中で、デジタル垂直統合プラットフォームの構築は急務だとされています。

「デジタルバンキング展」では、このデジタル化のトレンドを背景に、地域金融機関がどう進化していくべきかをテーマにした情報が共有されるのです。特に、BaaS(Banking as a Service)と呼ばれる新たな金融サービスの形についても多くの事例が紹介される予定です。

地銀のデジタル化の現状


日本の地域金融機関のデジタル化は、他国と比べて遅れをとっています。3~5年と言われるこの遅れを取り戻すためには、古いバンキングシステムからの脱却が必要です。特に、クラウド・ネイティブなデジタルプラットフォームを監視し、積極的に新たなテクノロジーを活用していくことが求められています。

基調講演では、先行する地銀の戦略や、成功事例を学ぶ機会が提供され、「デジタルバンキング展」はその立役者として期待されています。また、約30社もの出展企業が集結し、それぞれのソリューションを披露します。この展示によって、顧客にとって有益な金融サービスの提供に向けて具体的なステップを示すことでしょう。

“バンカー目線”での洞察


今回の展示会は、単なるフィンテック企業目線ではなく、実際の銀行業務を行う“バンカー”目線でのアプローチが強調されています。地域金融機関は、戦略的エコシステムを構築し、顧客ニーズに応えるデジタルプラットフォームの創出に力を入れる必要があります。これにより、金融機関は新たな価値を生み出すことができるでしょう。

参加のメリット


この展示会がもたらす最も大きなメリットは、地域金融機関同士の情報交換の場となり、ビジネスアライアンスの機会が広がることです。特に、クラウド・ネイティブな環境において実践的な知識を得ることで、迅速なビジネス運営が可能になります。日本の金融機関がデジタル時代に適応していくためのカギを見つけるためにも、ぜひ参加を検討してみてはいかがでしょうか。

イベント概要


「デジタルバンキング展」は、東京駅直結のステーションコンファレンス東京にて、2020年12月17日と18日の両日開催されます。金融庁や関連団体の後援を受け、基調講演には著名な金融業界のリーダーが登場します。参加者は、最新のトレンドを学ぶと共に、業界の未来を探る貴重な機会を得ることができます。イベントへの参加申し込みは公式サイトから行えますので、興味のある方はぜひチェックしてみてください。

会社情報

会社名
株式会社日本金融通信社
住所
東京都千代田区九段南4-3-15
電話番号
03-3261-9971

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