フィンランドからの第一歩: KYRÖ『Sauna Stories No.1』
フィンランドのクラフト蒸留所、キュロ蒸留所がついに日本市場に進出し、注目の新作ウイスキー『Sauna Stories No.1』を発表します。これは世界初の“サウナ熟成ウイスキー”で、2024年に誕生したこの革新が、ついに日本に上陸します。
世界限定1908本
この『Sauna Stories No.1』は、全世界で1908本という希少な本数で展開されており、日本にはそのうちの36本が割り当てられます。価格は19,800円(税込)で、購入を希望する方は2025年7月7日正午から、抽選での販売となります。
ウイスキーの特徴
このウイスキーは、バーボン樽とジャマイカンラム樽で熟成され、度数は50.8%です。テイスティングノートには、トロピカルフルーツやクリーミーなバニラ、そしてスイカズラの香りが感じられ、味わいは熟した果実の甘さとホワイトペッパーの刺激が絶妙に混ざり合っています。この多層的な風味は、一口飲むごとに新たな発見をもたらします。
サウナ文化との融合
キュロ蒸留所は、2012年にフィンランドのイソキュロのサウナの中で構想を練り、2014年に正式に営業を開始しました。「ライで世界を驚かせる」という理念のもと、すべての原材料にフィンランド産ライ麦を使用し、ユニークなスピリッツを製造しています。その結果、ウイスキーもジンも国際的に高く評価され、数多くの賞を受賞しています。
『Sauna Stories No.1』は、ライモルトウイスキーをプランテーションのラム樽に詰め、さらに新たに設けられたサウナ室で追加熟成させるという独自の手法を用いています。このサウナは、蒸留の過程で発生する余熱を利用し、内部の温度を最大50℃まで上昇させる設計です。これにより、樽がゆっくりと温められ、ウイスキーは余分な雑味を取り除くと同時に、樽からの複雑な香味成分を十分に吸収します。
文化と技術の融合
フィンランドのサウナ文化は、単なるリラクゼーションの場を超えて、深く根付いた生活の一部です。320万を超えるサウナは、老若男女が平等に語り合う場であり、さらには国際的な信頼構築にも寄与しています。キュロ蒸留所は、こうした伝統を現代的に取り入れ、今後も“サウナフィニッシュ”という独自の手法で新たなリリースを予定しています。
「自国の文化を反映しながら、ウイスキー造りの先駆者でありたい」と語る蒸留責任者のカッレ・ヴァルコネン氏。その先見の明が、ウイスキー業界に新たな物語を提供することでしょう。
お問い合わせ先
本商品の詳細や抽選販売に関する情報は、リカーズハセガワ本店の公式サイトで発表されます。興味のある方はぜひチェックしましょう。
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