焼き鳥パーティーを新次元へと進化させる「ヤキトリル炭火」の魅力
福岡県福岡市に本社を構えるガードナー株式会社が、2025年8月18日に新たに発売する炭火焼き鳥専用グリル「ヤキトリル炭火」が、焼き鳥の楽しみ方を一新します。アウトドアや自宅での「焼き鳥パーティー(串パ)」を手軽に提案する本商品は、従来の焼き鳥とは異なる革新技術を駆使しています。
焼き鳥は、浮かせて焼く時代へ
「ヤキトリル炭火」は、串を中空に浮かせて焼く独自構造「串ロック」と、熱が串の根元に当たらない「串ガード」を搭載しています。この設計により、串が網に付着せず、焦げることもありません。さらに、炭火の遠赤外線効果を利用することで、香ばしく外はカリッと、中はふっくらとした焼き上がりが実現します。炭火焼の専門店の品質を手軽に自宅やキャンプで再現できる点も魅力です。
冬でも美味しく焼ける設計
開発の背景にはコロナ禍にさかのぼる出来事があります。外食ができない中、「自分で焼き鳥が食べたい」との思いから、開発が始まりました。当初は家庭用を想定していたものの、冬場の寒さで火力が不足してしまったという予想外の事態に直面します。その時、開発者は「寒冬でも美味しく焼ける設計が求められる」との思いを抱き、燃焼効率や火力持続の検証を重ね、最適な設計を追求しました。
何度も実地テストを重ね、厳しい冬の環境下でも安定した焼き上がりを追求した結果、四季を問わずによる高品質な焼き鳥を実現。これにより、冬のキャンプでもふっくらジューシーな焼き鳥を楽しむことができる商品が誕生しました。
家族でも、仲間でも、一人でも。“串パ”のすすめ
「ヤキトリル炭火」は、焼肉やBBQのように一人が焼き役に偏らず、全員で自分の串を自由に焼き、楽しめるスタイルを提案します。キャンプやお家での居酒屋風体験、さらには河川敷やベランダで使用できる点も評価され、食材の幅もとても広いです。魚やトウモロコシ、スイーツまで多様なメニューを楽しむことができます。
未来の展望
2025年秋からは、全国各地のキャンプイベントやグランピング施設で「ヤキトリル炭火」を実体験できるイベントが開催される予定です。来場者はその場で串を浮かせ焼き、炭火の香りを感じながら楽しい会話を交わすことができます。また、海外展開にも意欲的で、まずはハワイからアメリカ市場への進出を目指しています。将来的にはヨーロッパ圏でも広がり、「焼き鳥を自分で焼く」体験型カルチャーを世界に発信することが目標です。
まとめ
「ヤキトリル炭火」は、炭火と会話を楽しむ時間をもっと自由にするための第一歩です。進化を続けるこの商品は、焼き鳥だけでなく、アウトドアや家庭での新たな食文化を切り開くことに期待が寄せられています。焼き鳥はもはやただの食事ではなく、人々をつなぐ大切な体験に進化しています。