港区立みなと芸術センターの愛称募集がスタート！文化の拠点に親しみを

港区に新たな文化の拠点「みなと芸術センター」が2027年11月にオープン予定です。浜松町駅に直結し、文化芸術の振興を目的としたこの施設の愛称を、港区では現在募集しています。この愛称募集は、うれしいことに、どなたでも応募可能であり、採用された方には賞状と副賞も贈呈されます。

みなと芸術センターは、地域のすべての人々が文化芸術を楽しむことができる環境を提供することを基本理念としており、年齢や国籍、障害の有無にかかわらず、誰もが参加できる文化芸術の場としての役割を果たします。こうした理念を実現するために、このセンターは区民の皆様に親しまれるような愛称が求められています。

愛称の応募基準について

愛称の選定にあたっては、以下の基準が設けられています。

1. 目的と特徴がイメージできること: 愛称から、みなと芸術センターの設立目的や特徴を感じられるものが求められます。
2. 親しみやすく覚えやすいこと: 簡単に理解でき、区民に親しみを持たれる愛称が理想です。
3. 形式の自由度: 漢字、ひらがな、カタカナ、アルファベット、数字など多様な形式で構成することができます。
4. 独自性: 他の名称や商標と類似しないことが重要です。
5. 応募者自身の創造性: 提案された愛称が応募者自身のアイデアに基づいている必要があります。

募集の詳細

応募期間は2025年4月24日から5月30日（必着）まで。応募できるのは1人1点までで、応募方法は郵送またはウェブフォームから行えます。選考結果は港区立みなと芸術センター愛称選考委員会で評価され、2025年9月上旬に発表される予定です。また、選ばれた方には開館記念公演へご招待される副賞も用意されています。

建物と施設の概要

みなと芸術センターは、東京都港区浜松町二丁目に位置し、地下2階、地上46階建ての複合ビルの一部（地上3階から9階まで）を占めます。具体的な施設計画としては、主に以下のようなものがあります。

- シアター（5-6階）: 客席は約600席あり、多様な公演に対応可能です。
- コモンスペース（3-4階）: 客席100席程度の可動式スペースで、平土間の利用も考慮されているため、様々な使用方法が期待できます。
- スタジオ1-4、ルーム1-2（4階）: 練習や稽古、ワークショップなどに使用される多目的な空間です。
- アトリエ（5階）: 各種講座を開催できるスペースであり、シアターの楽屋としても機能します。

基本理念

このセンターは文化芸術振興の中核拠点として、すべての区民が鑑賞、参加、創造できる活動を、質の高い施設と人的体制により実現します。また、区内の文化芸術の人材育成や、専門的な人材の養成も視野に入れた施設運営を目指しています。四季折々、芸術が息づくこの場所が、港区の誇りとなることを願っています。

なお、みなと芸術センターの詳細については、港区の公式ホームページにも掲載されており、そちらでも最新情報を確認できます。ぜひ、愛称応募に積極的にご参加いただき、新しい文化の拠点の成長を共に見守りましょう！