住宅業界の効率化を追求する「BOXJOB」
アイニコグループ株式会社が自社開発した新たな業務管理SaaS「BOXJOB」は、住宅・不動産業界における業務の効率化と社員教育をサポートするために、2024年12月9日より正式にサービスを開始します。
企業理念「笑顔を創造し続ける」を掲げ、地域密着型の企業として奈良・京都南部で様々な事業を展開するアイニコグループ。特に、住宅事業「楓工務店」や不動産事業「トチナラ」は、それぞれのプロジェクトにおける多様な工程を正確に処理するために、この「BOXJOB」を開発しました。
プロジェクト管理の新しい形
「BOXJOB」は、家づくりの工程を可視化し、各チームの進捗をリアルタイムで把握できるシステムです。これにより、業務上のコミュニケーション不足やタスク漏れを防ぎ、誰が何をいつまでに行うべきかを明確にします。
特に、部下が新たに加わった際にもスムーズに業務をこなすことができるよう、詳細な指示が用意されています。これにより新人の教育も効率的に行うことが可能になります。
さまざまな業種において、業務のデジタル化が進む中、工務店や不動産業界でもこのトレンドに追随することが求められています。 「BOXJOB」の導入により、これまで手作業での業務管理が多かった企業も、業務の確認や進捗報告の負担が軽減されるでしょう。
導入実績と成果
すでに35社以上の企業に先行導入されており、実績も多数報告されています。導入企業の中には「無駄な作業が減り、営業成績が130%アップした」との声も。一方で、導入後のアンケートでは91.7%の社員が「記憶任せで業務を進めなくてもよくなった」と答えており、多くの企業で業務改善が実現しています。
開発に至った背景
このソリューションの開発は、アイニコグループ自身が直面してきた業務上の課題からスタートしました。多くの工務店が抱える問題として、情報共有の不足や業務の冗長性がありました。
特に、チーム内でのタスク漏れや情報の分散が業務の効率を下げています。新卒採用が進む中、若い組織では特にこのような課題が顕著で、業務の正確性や効率化が求められました。これらを解決するために、アイニコグループは業務管理SaaS「BOXJOB」の開発に乗り出しました。
業務を可視化する機能
「BOXJOB」では、プロジェクトをフェーズごとのボックスに分けて可視化し、誰が、いつまでに、何を行わなければならないのかを明確にします。また、業務の状況をダッシュボードで管理でき、各チームの進捗状況を一目で確認できる仕組みが整っています。
これにより、情報の一元管理が行われ、作業のスピードアップだけでなく、リソースの最適化も実現されます。特に新人や異業種からの転職者にとっても、業務の手順が明確になり、早期に戦力化されることが期待されています。
まとめ
「BOXJOB」は、これまでの業務管理とは異なり、業界特有の課題を解決するために特化した機能を備えています。これにより、営業や設計、施工部門の連携がスムーズになり、業務の効率化が実現されるでしょう。今後もアイニコグループは、業界の進化と共に成長し、さらなるサービスの向上を目指していくことでしょう。