日本の文化に深く根ざした妖怪たち。彼らは私たちの心に恐れや魅力を抱かせ続けてきました。今回は、NHKカルチャー主催の特別講座「見えない世界の愉しみ方~すぐそばにある妖怪文化~」についてお伝えします。この講座では、妖怪文化研究家でありあいち妖怪保存会の共同代表である島田尚幸さんと共に、妖怪が持つ多様な魅力を探求します。
妖怪のイメージは人それぞれです。悪戯好きな河童や、美しいが恐ろしい雪女、あるいは可愛らしい座敷童子など、彼らは日本の伝説や物語の中で独自な役割を果たしてきました。こうした妖怪たちは、自然現象や社会的な問題を反映する存在としても広く認識されています。それゆえ、妖怪文化を理解することは、日本の歴史や文化的背景を知るための手がかりにもなります。
この講座は、2025年3月22日(土)の10:30から12:00まで、浜松のNHK文化センターおよびオンラインで開催されます。受講者は、妖怪たちの文化的背景や物語を学びながら、現代における妖怪の楽しみ方や彼らの影響を感じ取ることができます。また、次世代への妖怪文化の継承について考える良い機会でもあります。
受講料は、NHK文化センター会員であれば3,300円、一般の方は3,800円で、入会は必要ありません。オンライン受講も可能で、見逃し配信も提供されるため、参加しやすいのも魅力です。
参加希望の方は、NHK文化センターのようこそページから詳細を確認できます。こちらから会場受講の詳細情報を確認したり、オンラインでの視聴のための申し込みを行ってください。
妖怪が登場する映画、マンガ、アニメなど、現代のポップカルチャーでも重要なキャラクターとして位置づけられています。多世代の視点から妖怪を知ることは、日本文化を深く理解する冒険でもあります。
古き良き伝承から現代の創作物まで、妖怪は日本の文化の中で根強い存在です。この講座を通じて、正体不明で不思議な魅力を持つ妖怪たちとその背景を探り、その楽しさを共有してみませんか?私たちの周りに存在する妖怪たちの物語を通して、あなた自身の妖怪経験を深める絶好のチャンスです。ぜひ、みなさんの参加をお待ちしています。