ともに生きる社会
2018-07-20 13:00:41
多様性を尊重し、ともに生きる社会を推進する神奈川県
神奈川県が進める「ともに生きる社会かながわ推進週間」
神奈川県は、平成28年7月26日に発生した津久井やまゆり園での痛ましい事件を忘れないため、さらにはともに生きる社会について多くの人々に考えてもらう契機を提供することを目的とした「ともに生きる社会かながわ推進週間」を開催しています。この推進週間は平成30年7月23日(月)から29日(日)までの期間に実施され、様々な広報活動が展開されます。
1. 広報活動内容
(1) 媒体を活用した広報
神奈川県は、県内メディアを通じて広報を強化します。例えば、7月26日付の読売新聞および毎日新聞の県内版に全5段のモノクロ広告を掲載される他、交通広告として小田急線や東急主要路線、さらにJR横浜線の車内ビジョンで15秒のPR動画を放映する予定です。これにより、多くの人々にメッセージが伝わることを目指しています。また、県内のターミナル駅にポスターを張り、視覚的な訴求も行います。
さらに、FacebookやYouTubeといったインターネット媒体でも、15秒のPR動画を配信し、デジタルの力を活用して広報活動を行います。
(2) Tシャツを着用した普及啓発
県の職員は、その意義を広めるために「ともに生きる」をテーマにしたTシャツを着用します。これにより、街中での視認性を向上させ、より多くの人の関心を引く狙いがあります。
(3) イベントでのチラシ配布
推進週間中には、さまざまなイベントも開催されます。その中で、例えば歌舞伎鑑賞教室などのイベントにおいて、チラシの配布やポスター掲示を行い、直接的に参加者の理解を深める機会を設けます。
(4) パネル展示
隊に神奈川県立公園や県庁舎でのパネル展示も実施されます。県庁新庁舎の1階ロビーでは7月1日から31日まで、また津久井湖城山公園および相模原公園では7月18日から31日まで展示される予定です。
2. 「ともに生きる社会かながわ憲章」
この取り組みは、悲劇を繰り返さないための強い意志を示すものです。平成28年7月26日の事件は、障害者に対する偏見や差別がもたらした哀しい結果であり、私たちはこの教訓から何を学ぶべきか考え続けています。神奈川県は、「ともに生きる社会かながわ憲章」を制定し、すべての人々がその人らしく生活できる地域社会を目指しています。具体的には、心暖かく全ての命を大切にし、偏見や差別を一掃するための努力が求められています。
憲章では、私たちの優しさと決意が、障害者の社会参加を妨げる壁を排除し、共に歩む社会を実現するための道しるべとなることを明記しています。
3. お問い合わせ先
この取り組みに関する詳細な情報は、神奈川県福祉子どもみらい局福祉部共生社会推進課でお問い合わせください。
電話番号は045-285-0771、神奈川県の公式ホームページでも情報を確認できるため、ぜひチェックしてみてください。http://www.pref.kanagawa.jp/docs/m8u/cnt/f535463/
「ともに生きる社会かながわ推進週間」は、私たちがあらためて共生社会の重要性を考える良い機会です。この取り組みを通じて、多くの人々がともに生きる社会に向けて一歩踏み出すことを期待しています。
会社情報
- 会社名
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神奈川県福祉子どもみらい局
- 住所
- 神奈川県横浜市中区日本大通1
- 電話番号
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