脱炭素支援提携
2024-08-20 14:49:53

NEXYZ.と但馬信用金庫が脱炭素支援へ業務提携、地域企業のサステイナブルな未来をサポート

NEXYZ.と但馬信用金庫の新たな提携



株式会社NEXYZ.(以下、ネクシーズ)が、但馬信用金庫と業務提携を結びました。この提携を通じて、ネクシーズは但馬信用金庫の顧客である地元企業に対し、省エネ設備の導入を支援するサービスを提供します。

主な取り組みとしては、LED照明などの省エネ設備を導入することで、CO₂排出量の削減を目指しています。現在、但馬信用金庫が営業エリアとする兵庫県北部や周辺地域、さらには京都府など、幅広い地域の中小企業が対象となります。この取り組みは、地域の脱炭素社会を目指す一環であり、地元経済の活性化にも寄与することを目指しています。

脱炭素の必要性と現状



日本政府は2030年までに100%のLED化を目標として掲げていますが、2024年6月時点の統計によれば、実際の進捗は60.3%に留まっており、達成が難しい状況です。また、多くの中小企業は脱炭素に関する取り組みが進んでおらず、実際に進めるためには多くの課題が存在します。情報の不足や資金面での困難がそれに拍車をかけています。

コスト負担ゼロでの設備導入



ネクシーズは、こうした課題を克服するために「ネクシーズZERO」というサービスを提供しています。このサービスは初期投資がゼロで、省エネ設備を導入することができるエンベデッド・ファイナンス(組込型金融)サービスです。これにより、特に資金が限られた中小企業でも、簡単に具体的な脱炭素への取り組みを始めることが可能になります。

地域金融機関の役割



また、地域金融機関である但馬信用金庫は、多くの中小企業との取引を持ち、経営者とも近い関係を築いています。この地域性を活かして、これまでにも80社以上の地域金融機関とビジネスマッチングを行い、豊富な実績を積み重ねてきました。この提携によって、顧客企業が新たに導入した設備から得られる電力削減量やCO₂の排出削減量を定期的に報告し、TCFD(気候関連財務情報開示タスクフォース)の開示にも役立てます。

未来への展望



最後に、日本政策投資銀行とHCアセットマネジメントが主催した「第10回産業金融フォーラム」で、ネクシーズの代表である近藤太香巳が登壇し、この取り組みの重要性を強調しました。脱炭素社会の実現に向けては、地方レベルからの継続的な支援と参加が不可欠です。これからも、地域の発展と持続可能な社会に向けた取り組みが進むことを期待しています。


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会社情報

会社名
株式会社NEXYZ.Group
住所
東京都渋谷区桜丘町20-4ネクシーズ スクエアビル
電話番号
03-5459-7444

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