goooods株式会社、資金調達ラウンドの成果を発表
卸売・仕入れを一手にサポートするB2Bコマースプラットフォーム「goooods」を運営するgoooods株式会社が、2024年4月に実施した資金調達ラウンドの2ndクローズで新たに4億円を調達したことを発表しました。
これにより、今回のラウンド全体での調達額は10.7億円に達しました。新たな引受先としてZ Venture Capitalや南都キャピタルパートナーズが参加したほか、既存のパートナーであるX Tech Venturesも追加出資を行い、事業の成長を支える体制が整いました。
企業と投資家の信頼関係
Z Venture CapitalのIn Joon Hwang代表は、goooodsの代表である菅野圭介氏と松本氏との関係は2017年からのものであり、彼らが以前に運営していたFIVEという企業がLINEグループに加わったことをきっかけに始まったとコメントしています。Hwang氏は両氏の経営能力に強い信頼を寄せており、「彼らの次の挑戦にも参加できて嬉しい」と期待を寄せています。
同じく南都キャピタルパートナーズの代表取締役である堺敦行氏も、goooodsとの接点は数年前からあり、優秀なチームへの感銘を受けたことが投資の決め手になったと語ります。また、彼は地元奈良との親和性の高さも今回の投資理由として挙げ、期待する意義を強調しました。
goooodsのビジョンと事業内容
goooodsは、新規取引先を容易に見つけるための「マーケットプレイス機能」と、受発注業務を自動化する「バックオフィス業務自動化」を組み合わせたプラットフォームを提供しています。これにより、ブランドや小売店は円滑な取引を実現し、業務の効率化を図ることができます。
具体的には、マーケットプレイスに登録した事業者は、新たな卸業者や仕入先をオンラインで獲得し、受発注システムにより業務負担を軽減できます。成功した取引が増えることで、売上の向上にも繋がるのです。今後の資金調達によって、さらなる製品開発や顧客基盤の拡大が進むことが期待されています。
技術革新に向けた取り組み
goooodsは、AIやマシンラーニングを活用して、需要に応じた商品提案や業務支援を行う新たな製品開発を進めています。今後は、マーケティングや人材採用にもお金を投じることで、さらなる拡大を目指します。
特設サイトでは、オンライン仕入れや卸売に関連する様々な活用事例が紹介されています。興味のある方はぜひご覧ください。
採用とチームの強化
同社は、ストックオプションを通常の2倍用意するなど、企業の長期的な成長を見据えています。様々な職種において人材を募集中で、プラットフォームの強化や事業発展に積極的に取り組む意向を示しています。特設サイトやnoteにて、チーム運営や企業の考え方についての詳細も確認できます。
会社情報
- - 社名:goooods株式会社
- - 所在地:東京都新宿区新宿2丁目1−2 白鳥ビル7階
- - 代表取締役:菅野圭介
- - HP:goooodsについて
このように、goooodsはB2Bコマースの未来を見据えた挑戦を続けており、さまざまな投資機会や新しいビジネスモデルに注目を集めています。