食品ロス削減に向けた取り組みを紹介するワタミのフェスティバル

環境省主催の食品ロス削減イベントに参加したワタミ

2023年10月5日、埼玉県越谷市にあるイオンレイクタウンにて、「MOTTAINAI®をはじめようフェス」が開催されました。これは、環境省、消費者庁、農林水産省の3省庁が連携し行う「食品ロス削減月間」における参加型イベントの一環で、食品ロス削減に対する意識を高めることを目的としています。ワタミ株式会社は、このイベントに参加し、トークセッション「外食の“もったいない”を、おいしく変える」に登壇しました。

食品ロスの現状

日本国内では、消費可能なにもかかわらず廃棄されている食品、いわゆる食品ロスが年間約464万トンに達すると言われています。この数値を国民一人あたりに換算すると、年間で約37kgの食べ物が無駄に捨てられている計算になります。この問題は、世界的な食料不足や気候変動の進行といった深刻な状況を考慮すると、今すぐにでも取り組むべき重要課題であると言えるでしょう。

ワタミの積極的な取り組み

ワタミは、食品ロス削減のための具体的な施策として、出てしまう食品残さの100％リサイクルを目指す「食品リサイクルループ」を推進しています。この取り組みは、食品の廃棄を防ぐために、廃棄物の分別や計量を行い、その情報をもとにした対策を講じることに始まります。食品ロスを削減するためには、まずは現状を正しく把握し、適切な対策を講じることが重要です。

食品リサイクルループの成果

具体的な活動として、ワタミでは廃棄される食品を鶏の飼料として再利用し、育てられた鶏から産まれた卵を再び消費者に届けるというサイクルを創出しています。このように、食品ロスをただ削減するだけでなく、「無駄なく」活用することで、持続可能な社会の実現に寄与しています。

ワタミのプロフィール

ワタミ株式会社は、1986年に設立され、東京都大田区に本社を置いています。同社の事業は国内外での外食事業、海外事業、宅配事業、農業、環境ビジネス、人材サービスなど多岐にわたり、幅広い分野で社会に貢献しています。これからも、食品ロス削減に向けた取り組みを強化し、持続可能な社会の実現に向けて邁進する姿勢を示していくことでしょう。

【会社情報】

- 住所: 東京都大田区羽田 1-1-3
- 代表者名: 代表取締役会長兼社長 CEO 渡邉美樹
- 設立: 1986年5月
- 事業内容: 国内外食事業、農業など
- 公式サイト: http://www.watami.co.jp