第6回サブオービタル飛行官民協議会がオンライン開催されます

サブオービタル飛行をテーマにした官民協議会の開催



国土交通省は、令和7年4月11日、内閣府宇宙開発戦略推進事務局と共同で第6回「サブオービタル飛行に関する官民協議会」を開催することを発表しました。今回の協議会は、2023年4月16日(水)にオンラインで行われる予定です。

開催概要



今回の協議会は午後2時30分から4時まで行われ、以下の主な議題が設定されています。
1. 宇宙活動法の改正についての報告
2. 本邦事業者の開発状況に関する報告
3. スペースポートに関する国内外の動向報告
4. その他の議題

サブオービタル飛行とは、地上から出発して、約100kmの高度に達した後、再び地上に帰還する飛行を指します。この技術はすでに多くの国で研究されており、商業宇宙旅行の実現に向けた重要なステップと捉えられています。

傍聴についての注意事項



報道関係者や一般の参加者は、WEB上での傍聴が可能です。しかし、通信環境によっては映像が乱れたり、一時的に停止してしまう可能性があるため、その点には事前に注意が必要です。WEB傍聴を希望する方は、4月15日(火)正午までに、事前に指定のメールアドレスにご連絡いただくと、会議のURLが送られます。

また、協議会後には会議資料が内閣府の公式サイトに公開される予定です。これにより、参加できなかった方々にも重要な情報が提供されます。

今後の影響と期待



サブオービタル飛行をテーマにしたこの官民協議会は、我が国の宇宙活動の進展に寄与するものとして大きな意味を持ちます。民間企業の宇宙開発の進捗状況を把握し、法整備や国際動向の情報共有を行うことで、将来的な商業宇宙産業の形成に向けた基盤を築くことが期待されます。

企業や研究機関にとっても、こうした官民連携の機会は貴重であり、新たなビジネスチャンスや技術革新を促進する可能性を秘めています。サブオービタル飛行の実現は、観光業や物流業界など、様々な産業に波及効果をもたらすでしょう。

国土交通省は、今後も宇宙活動に関連する様々な取り組みを進めていく計画です。この協議会を機に、多くの関係者が意見交換を行い、より一層の発展が期待されます。

お問い合わせ窓口



本件に関する詳細については、国土交通省航空局航空戦略室の清水、金森、中村、當眞、または内閣府宇宙開発戦略推進事務局の宮下、山口までお電話いただくか、担当のメールにてお問い合わせください。

電話番号:03-5253-8111(国土交通省航空局)
直通:03-5253-8722
03-6205-7164(内閣府)

宇宙産業の未来に向けて、国が一丸となって取り組んでいく姿勢が、多くの人々に希望を与えてくれることでしょう。

トピックス(科学)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。