新コスモス電機の一酸化炭素測定器がENEOUSグローブのVR教育に貢献

新コスモス電機のVR教育コンテンツへの採用

新コスモス電機株式会社が展開する一酸化炭素測定器「XP-333IIIai」が、ENEOUSグローブ株式会社が提供するVR保安コンテンツ「VRガス漏れハンター業務用（飲食店）編」に採用されました。このコンテンツは、世界中のガス事故をなくすことを目指す新コスモス電機の企業理念に基づき、教育現場においても新たな安全対策を導入しています。

VRガス漏れハンターとは？

「VRガス漏れハンター」は、LPガスを利用する飲食店向けに開発されたVRシミュレーターです。このシミュレーションでは、実際のガス漏れ現場を3Dモデルでリアルに再現し、訓練受講者が緊急時の対応やガス漏れの発見手順を学ぶことができます。これにより、労働災害の予防や安全意識の向上に繋げることが目的です。

新たな取り組みとしての採用

新コスモス電機は、これまでにもENEOUSグローブが開発した「VRガス漏れハンター」の第一弾や第二弾において、LPガスの検知器や警報器を提供してきました。今回の第三弾となる「業務用（飲食店）編」では、特に一酸化炭素測定器「XP-333IIIai」が重要な役割を果たしています。この測定器は、自動で周辺のCOを検知し、警報レベルのCOを知らせる機能を持っています。

VR技術によるリアルな学習体験

このVRシミュレーターは、参加者が実際に歩行する動きを伴いながら体験できるため、より現実に近い状況を模倣しています。参加者は単なる視覚や聴覚に頼るだけでなく、実機に近いデータに基づいて判断トレーニングを行います。これにより、ガス漏れの発見能力が向上し、実際の危険なシチュエーションにおいても冷静な対処が可能になります。

体験可能なシナリオ

「業務用（飲食店）編」では、店内に一酸化炭素が発生した場合の対応手順を体験できるシナリオが用意されています。これにより、飲食店の従業員は、避けるべき行動や正しい対応策を学ぶことができます。これまでの経験を活かしたトレーニングを通じて、より安全な環境づくりを促進することが目的です。

会社の理念と今後の展望

新コスモス電機は1960年に設立され、以来ガス事故を防ぐための製品開発に取り組んできました。その理念は、世界中のガス事故をなくすというものであり、今後も新技術やコンテンツを通じてその実現に向けて努めていく方針です。VR技術と最新のガス検知技術を融合させた新たな教育コンテンツとして、今後の展開が期待されています。

お客様へは2024年11月からレンタルサービスを開始し、2025年12月15日からは「VRガス漏れハンター業務用（飲食店）編」を紹介する予定です。このような取り組みを通して、業界全体の安全教育を一層推進していく考えです。