積水化学がビジコンAWARDS2025で最終ノミネート
日本の企業における新規事業創出の重要性が高まる中、積水化学工業株式会社が運営する社内起業制度「C.O.B.U.アクセラレーター」が2025年に開催されるビジコンAWARDSの最終ノミネート企業に選ばれました。この制度は、単なるアイデア募集を超え、挑戦者一人ひとりの背後にある想いや背景に寄り添うことを大切にしています。
ビジコンAWARDS2025の概要
ビジコンAWARDSは、森ビル株式会社やNIKKEI THE PITCHの協力を得て、株式会社フィラメントによって設立された表彰制度です。この制度は、社内ビジネスコンテストの運営事務局としての努力や功績に光を当てることを目的としています。単に優れたアイデアや挑戦者を評価するだけでなく、その背後にいる運営チームの貢献も称賛しています。
2025年6月9日には、最終ノミネートされた5社が東京の虎ノ門ヒルズステーションアトリウムで各社の取り組みについてのトークセッションを行いました。今回のイベントは、新たなビジネスの創出や社員の挑戦を応援するための重要なプラットフォームとなっています。
「C.O.B.U.アクセラレーター」の特徴
積水化学が2023年度に開始した「C.O.B.U.アクセラレーター」は、特に挑戦者をヒーロー化することで社内文化を醸成し、従業員が挑戦しやすい環境を整えることに力を入れています。この制度によって、社内では積極的にアイデアを出し合い、それを応援する文化が育まれています。
審査員からは、運営事務局の高い熱意と、挑戦者へのサポート姿勢が高く評価され、「C.O.B.U.アクセラレーター」が最終ノミネート企業に選ばれる要因となりました。
代表者のコメント
積水化学コーポレート新事業開発部長の吉岡忠彦氏は、「今回の評価は大変光栄であり、挑戦する社員の熱意に向き合ってきた運営チームの努力が実を結びました」と語っています。また、今後も新規事業創出と挑戦が尊ばれる文化の構築に注力していく意志を示しています。
今後の展望
積水化学はこの受賞を機に、今後も引き続き従業員が挑戦できる制度の運営に力を入れ、新規事業の創出を加速させ、挑戦文化の発展に努めていくとしています。また、得た知見や反響は社内外に還元することで、より多くの企業や個人が挑戦しやすい環境を作ることを目指しています。このような進展は、企業の成長だけでなく、社会全体の成長にも寄与することでしょう。