ガスハイブリッドロケット
2026-03-03 11:02:25

世界初!ガスハイブリッドロケットとTVC装置の燃焼試験成功

世界初のガスハイブリッドロケット燃焼試験の成功


2026年1月23日、千葉工業大学の惑星探査研究センターにて、ガスハイブリッドロケットと推力方向制御装置(TVC)を組み合わせた地上燃焼試験が実施され、この分野で世界初の成功を収めました。子孫の宇宙探査や衛星の打ち上げに向けて、重要な技術的進展が実現しました。

試験の背景と目的


この試験は、推力方向制御装置を用いることで、ロケットの姿勢を制御し、空中発射の際の安定性を確保することを目的としています。Hestiaプロジェクトとして知られるこの取り組みは、空中からのロケット発射(ロックーン)に関連する技術の実証も含まれています。ロックーン方式は、空中発射によってロケットの空気抵抗を減少させることが可能で、そのためには高い信頼性が求められます。

地上燃焼試験の詳細


この試験では、特に推力方向制御を確認するために、燃焼中のガスハイブリッドロケットをTVC装置で動かし、推力の向きを変える実験が行われました。使用されたガスハイブリッドロケットは、1次燃焼室で生成されたガスが2次燃焼室で利用される構造で、燃焼効率が高いのが特徴です。試験は千葉県夷隅郡御宿町の実験場で行われ、推力は2.0 kN、燃焼時間は8.0秒と設定されました。

成果と今後の展望


この試験を通じて、TVC装置の6分力ロードセルデータと映像から、推力偏向の成功が確認されました。この成果は、推力方向制御に関する新たな知見を生むとともに、今後の試験技術の向上にも寄与するものです。Hestiaプロジェクトの進展により、将来的なフライト試験に向けたステップとしての役割を担います。

共同研究の重要性


この試験は、AstroX株式会社や株式会社ソーワエンジニアリングなど複数の企業や機関との共同研究によって実現しました。これにより、企業間の技術協力が進み、より高度な宇宙技術の開発が期待されます。さまざまな分野からの知見が集まり、新たなイノベーションを生む土壌が形成されています。

まとめ


ガスハイブリッドロケットと推力方向制御装置の地上燃焼試験の成功は、宇宙探査の未来を切り開く重要な一歩です。今後もこの技術が進化し、実際の打ち上げへと進展することを強く期待されています。技術の革新は、次世代の宇宙開発の礎となるでしょう。


画像1

画像2

画像3

会社情報

会社名
千葉工業大学
住所
千葉県習志野市津田沼2-17-1
電話番号
047-478-0222

トピックス(科学)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。