龍ケ崎市役所で新たにカーポート型太陽光発電が稼働
茨城県の龍ケ崎市役所に、地域の再生可能エネルギーの導入を後押しする新たなカーポート型太陽光発電設備が設置されました。2025年7月1日から稼働を開始し、設計・施工を手掛けたのは大阪に本社を持つ株式会社ハウスプロデュースです。このプロジェクトは、常陽銀行の子会社である常陽グリーンエナジーがPPA(Power Purchase Agreement)方式に基づく発電事業者となっていることも特徴です。
PPA方式の魅力とメリット
今話題のPPA方式とは、発電事業者が再生可能エネルギーを活用した電気を、電力を必要とする施設に設置した太陽光発電設備を通じて供給する仕組みです。これにより、導入コストを抑えながらも、持続可能なエネルギーの恩恵を享受できます。今回のカーポート型太陽光発電設備は、龍ケ崎市役所の北側駐車場に設置されており、出力容量は154.98 kWを誇ります。年間の発電量は約191,989 kWhと見込まれ、これは約72.7トンのCO2排出削減にも寄与するという計算です。
ゼロカーボンシティへの道
この取り組みは、龍ケ崎市が2050年までにCO2排出量実質ゼロを目指す「ゼロカーボンシティ」宣言の一環として位置付けられています。電力の自給自足を進め、地域環境を意識した持続可能な運営が求められる中、公共機関としてもその責任を果たすことが期待されています。市役所が率先して再生可能エネルギーを導入することにより、地域全体に再生可能エネルギーの重要性を伝えるメッセージとなるでしょう。
企業と地域の共生);
今後、企業が脱炭素経営やSDGsに取り組む必要が高まる中で、地方公共団体も同様に持続可能な運営が求められます。今回のように地域金融機関やPPA事業者と連携した太陽光発電の導入は、地域の持続可能性を高める重要な一歩です。
さらに、ハウスプロデュースはすでに6,500件以上の施工実績を持ち、今後も全国の企業や自治体向けに高品質な太陽光発電システムの導入支援を行っていく予定です。再エネ導入を検討する自治体や企業にとって、信頼できるパートナーとなることを目指しています。興味がある方は、お気軽に問い合わせてみてください。
会社情報
このような新たな取り組みの中で、再生可能エネルギーの重要性がさらに広まることが期待されます。