旧・野々市尋常高等小学校
2026-02-13 13:45:54

学生が復元した旧・野々市尋常高等小学校の建築模型、地域の記憶を伝える

卒業生の記憶を織り成すデジタル復元



かつての学び舎であった旧・野々市尋常高等小学校の姿が、金沢工業大学の学生によって精巧に復元されました。このプロジェクトは、学生たちが在学中に得た知見をもとに、地元の人々と協力しながら進められたもので、地域の歴史を掘り起こし、未来へとつなぐ重要な取り組みです。この復元模型は、2026年2月16日ににぎわいの里ののいちカミーノで贈呈式が行われ、公開される予定です。

旧・野々市尋常高等小学校の歴史



旧・野々市尋常高等小学校は、明治から昭和にかけて地域教育の中心として機能していました。多くの児童がこの校舎で学び、地域のイベントや交流の拠点ともなっていましたが、1970年に廃校となり、その後解体されてしまいました。このような歴史的な背景を持つ場所が卒業生たちの記憶に色濃く残っていることから、復元の必要性が高まりました。

取り組みの始まり



この復元プロジェクトは、最後の卒業生の要望を受けてスタートしました。学生たちは、過去の卒業生からの証言や、地元住民が提供した写真、また講堂の図面資料などをもとに、丁寧に建築模型を作り上げました。これにより、当時の学校空間を忠実に再現することが可能になりました。

最新技術の融合



プロジェクトにおいては、最新のデジタルファブリケーション技術も駆使されています。学生たちは、レーザーカッターや3Dプリンターを使用し、卒業生の証言を基にした人物モデルの生成や、敷地土台の造形を行いました。これにより、リアルで独自の表現が実現されています。

学生と地域のコラボレーション



制作過程では、卒業生との語りの場も設けられ、学校建築や地域社会における学校の役割についての生の声を収集しました。この経験によって、学生たちは単なる復元作業を超え、地域の歴史や文化を深く理解する貴重な機会を得ることができました。

模型の展示とその意義



完成した建築模型は、縦180センチ、横90センチという大きさで、旧校舎だけでなく周辺の環境も詳細に再現されています。模型は学校や公民館の位置関係も明確にし、地域としての当時の活気を形にしています。この模型が完成したことで、旧・野々市尋常高等小学校の思い出とともに、地域の歴史を次世代に伝える新たな架け橋となるでしょう。

教員のコメント



プロジェクトの指導を行った勝原基貴講師は「多くの卒業生による協力のおかげで、詳細な資料をもとに模型制作が進められました。この取り組みを通じて、地域の歴史が活き続けることを望んでいます」とコメントしています。学生たちの努力によって、地域の記憶を再生し、未来に伝える大切な役割を果たせることが期待されています。これからも、地域とともに歩み続ける学び舎の未来に注目です。


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