神奈川県の名建築を知る一冊、12月19日発売
2025年12月19日、株式会社朝日新聞出版から新刊『神奈川名建築案内』がリリースされます。この書籍は、神奈川県内に存在する国宝や重要文化財建築を網羅izedしたもので、全56件の建築物のデータと写真が豊富に掲載されています。
本書には、神奈川県唯一の国宝である円覚寺舎利殿をはじめ、鎌倉最古の木造建築である荏柄天神社本殿や、神奈川県庁舎として有名なキングの塔など、神奈川の文化遺産が勢揃い。70件以上の建物が、詳細な解説と共に紹介されています。特に注目すべきは、一部非公開の建物やメディア初登場のものが含まれていることです。
限定版オリジナルカバーも販売
特に魅力的なのは、有隣堂で販売される限定オリジナルカバー版です。この版には1956年に竣工した有隣堂ビルの写真や、当時のカラーパースが収められています。さらに、購入特典として展示されるレトロなエレベーターをモチーフにしたしおりも付属し、建築ファンにとって見逃せないアイテムとなっています。
国宝と文化財の背景を知る
神奈川県には、現在56件73棟の重要文化財建物が存在し、国宝も1件含まれています。最近では、文化庁が新たに8件の建物を重要文化財に指定するなど、文化財の認知度向上が進んでいます。本書では、それらの新たな国宝や重要文化財も含まれているため、文化財に興味がある方にとっては必携の資料です。
さらに、本書は単なるガイドブックにとどまらず、プロの建築史家である米山勇さんの監修により、建物が持つ歴史や文化的背景に触れることができます。著者の山内貴範さんの豊富な知識が生かされた内容は、地域の歴史を辿る手助けとなるでしょう。コラムでは建築に関する豆知識も取り上げられており、読者の理解を深める役立つ情報が豊富です。
神奈川の魅力を再発見する一冊
神奈川県の名建築に触れることで、その土地が持つ歴史や文化を再発見する楽しい旅が始まります。横浜の洋館や鎌倉の神社仏閣に代表される古き良き建物から、近代的な建築まで多様性に富んだ建物が見受けられ、この本を手にすることで新たな視点で神奈川を楽しむことができるでしょう。
特に、県内を訪れる予定の方や、歴史的建物に興味を持つ方には、一読する価値のある内容となっております。神奈川の国宝と重要文化財を知り、文化財としての価値や美しさを再認識するために、ぜひこの一冊をご覧ください。
書籍情報
- - 書名:『神奈川名建築案内』
- - 監修: 米山勇
- - 著者: 山内貴範
- - ISBN: 9784023348035
- - 定価: 1760円(本体1600円+税10%)
- - 発売日: 2025年12月19日(金)
- - 体裁: 224ページ、オールカラー、A5判
書籍の詳細や購入は以下のリンクをご参照ください。
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