JR東日本が初受賞!2026 J-Win ダイバーシティ・アワード
東日本旅客鉄道株式会社(JR東日本)が、特定非営利活動法人ジャパン・ウィメンズ・イノベイティブ・ネットワーク(NPO法人 J-Win)が主催する「2026 J-Winダイバーシティ・アワード」において、個人賞の「リーダーアワード」を受賞しました。この受賞は、JR東日本としては初めてのものであり、同社のダイバーシティ&インクルージョン(D&I)推進の努力を評価されています。
J-Win ダイバーシティ・アワードとは
「J-Win ダイバーシティ・アワード」は、2008年から毎年開催されており、今年で19回目となります。個人賞の「リーダーアワード」は、特に女性の活躍を促進するために貢献した個人を表彰します。受賞者は、D&Iの推進において顕著な影響を与えることが期待されます。
この度、受賞したのはJR東日本のマーケティング本部に所属する小西好美社員です。小西社員は、2019年に社内新事業創造プログラム「ON1000」でワーキングマザー向けキャリア形成支援サービス「PeerCross」を提案しました。このサービスは、女性社員が自らのキャリアを主体的に描き、挑戦する環境を整えることを目指しています。
PeerCrossの取り組み
「PeerCross」は、多様な社外とのつながりを生み出し、キャリアにおける不安を希望に変えるネットワークとして機能しています。小西社員は、出産後のキャリアに関する葛藤や「マミートラック」への懸念を乗り越えるために、社外の支援が必要であると認識し、PeerCrossの構想を生み出しました。現在では約40社がこのプラットフォームに参加しています。
この取り組みは、JR東日本の経営ビジョン「勇翔2034」にも合致しており、多様な人材が活躍する企業文化の実現を具現化しています。「PeerCross」を通じたキャリア形成支援は、ライフイベントに左右されずに女性が挑戦し続けられる仕組みとして評価されています。
女性活躍推進の状況
JR東日本では、会社設立以来女性の採用と職域の拡大に努めており、現在では約8,690名の女性社員が在籍しています。全体の約2割を占め、技術系を含む全ての部門で活躍しています。さらに、女性活躍推進法に基づく行動計画を策定し、2027年度までに管理職に占める女性比率を10%に引き上げる目標を掲げています。これにより、社員ひとりひとりの能力を最大限に引き出し、成長を続ける企業を目指しています。
受賞者のプロフィール
小西好美社員は、2009年に新卒でJR東日本に入社し、駅業務から人事、Suica事業等を担当。育児と仕事の両立に苦労した経験を基に、2019年に「ON1000」に応募し、2023年7月から「PeerCross」をスタートしました。現在、彼女はこのプロジェクトの運営を担っており、多くの女性のキャリア支援に取り組んでいます。
結論
JR東日本の「2026 J-Winダイバーシティ・アワード」の受賞は、女性活躍推進への取り組みがいかに重要視されているかを示すものです。このような企業文化が広がることで、今後さらに多様な人材が育成され、日本社会全体のD&I推進にも寄与していくことでしょう。