株式会社ジャパンエクスチェンジが発表した新デジタル通貨
2023年、デジタル通貨業界において革新的なニュースが飛び込んできました。東京都渋谷区に本社を置く株式会社ジャパンエクスチェンジが、世界初の記番号付きデジタル通貨「GLAUX・FTS(グラウクス・エフティーエス)」の開発に成功したのです。この新しい通貨は、今秋からスマートフォン向けアプリとして提供されることが決まっています。
「GLAUX・FTS」とは?
「GLAUX・FTS」は、同社が独自に開発したセキュリティ技術「GLAUX・CODE(グラウクス・コード)」を基にし、セキュリティ性と即時性、低コストの実現を目指しています。このデジタル通貨の最大の特徴は、1通貨単位ごとに記番号が付与されている点で、これにより一円単位での流通履歴を追跡でき、不正利用や資金洗浄、詐欺を防ぐための強力な抑止力が備わっています。
サービスの基本情報と料金体系
「GLAUX・FTS」は、AndroidおよびiOSに対応したアプリケーションで提供されます。基本サービスのカスタマイズには100万円(税別)からの費用が必要で、取引に関する手数料は3%(税別)です。さらに、自動振込機能を活用する場合は、月額20万円(税別)の費用がかかるとのこと。
詳細なサービス内容や機能については、公式サイトで確認することができます。公式サイトはこちらです ⇒
GLAUX・CODE 公式サイト
既存のデジタル通貨の限界を超えて
現在のデジタル通貨は主にブロックチェーン技術を使用していますが、これには送金から着金までに時間がかかるという課題や、手数料が高騰するリスクがあります。特に、ブロックチェーンを使用しない通貨には、ハッキング被害のリスクが常につきまといます。株式会社ジャパンエクスチェンジは、こうした課題を解決するプラットフォームの必要性を感じ、「GLAUX・CODE」という独自の非ブロックチェーン型セキュアプロトコルを開発しました。
これにより、セキュリティ、即時性、低コストを同時に実現し、これまでにない透明性と実用性を持つデジタル通貨が誕生しました。これにより、法人だけでなく個人も安心して日常の決済や資産運用に利用できるようになります。
今後の展望
「GLAUX・FTS」は今後、国内外の決済インフラや行政機関、金融機関との連携を視野に入れ、社会インフラとしての導入を目指します。更にAPI連携による自動振込機能や全国のコンビニでの現金出金機能等、実用性や利便性を向上させる機能を順次追加する計画です。
このような進展が、私たちの生活にどのような影響を及ぼすのか、非常に楽しみです。デジタル通貨の革命が進む中、「GLAUX・FTS」がいかに私たちの生活を豊かにするのか、今後の展開から目が離せません。