笠間市に保健衛生用品を寄付
2025年12月9日、森ビルゴルフリゾート株式会社は茨城県笠間市の市内7校に対して、約26,000枚の保健衛生用品を寄付しました。この取り組みは、NPO法人TGPの協力によるもので、地域社会への貢献を目指しています。
寄付の背景
森ビルゴルフリゾート株式会社は東京都港区に本社を置く企業で、地域との共生を目指し、地方自治体との連携を強化しています。茨城県笠間市との協力関係は2024年5月29日に締結した「ゴルフによるまちづくり」に関する基本協定に基づいています。この協定では「青少年の健全育成」を重要なテーマの一つとしています。
寄付の目的と内容
今回の寄付は、東尾理子氏が代表を務めるNPO法人TGPが推進する「女子トイレへの生理用ナプキン設置プロジェクト」の一環として行われました。このプロジェクトの目的は、学生時代から月経や性に関する知識を学ぶ環境を提供し、青少年の健全な育成を支援することにあります。
社長の多田野敬氏と笠間市の山口伸樹市長、そしてNPO法人TGPの東尾理子氏が贈呈式に出席し、プロジェクトの重要性を強調しました。
寄付先の小学校
寄付が行われた学校は以下の7校です:
1. 宍戸小学校
2. 友部小学校
3. 大原小学校
4. 友部第二小学校
5. 岩間第一小学校
6. 岩間第二小学校
7. 岩間第三小学校
これらの学校では、寄付された保健衛生用品を利用し、子どもたちが自らの身体について考える機会を得ることが期待されています。
NPO法人TGPの取り組み
NPO法人TGPは、妊活を支援することを目的とした団体で、月経や生殖に関する健康教育を推進しています。団体名は英語の "Trying to Get Pregnant" に由来し、特に若い世代に必要な知識を提供することで、自己管理の能力を育むことを目指しています。
生理用ナプキン設置プロジェクトの意義
「女子トイレへの生理用ナプキン設置プロジェクト」は、学校のトイレに無料のナプキンや教育情報を提供することで、月経が始まる小・中学生が安心して学べる環境を作ることを目指しています。これにより、彼らは将来の健康管理につながる重要な知識を早期に習得できることが期待されます。
このような取り組みを通じて、地域社会への貢献や青少年の健康的な育成がさらに進むことを願っています。森ビルゴルフリゾート株式会社の活動は、子どもたちの未来を明るいものにする一助となっています。