Keycafeが日本上陸、民泊の鍵受け渡しを革新
2017年12月、カナダに本社を置くKeycafe, Inc.が日本の市場に進出し、東京に日本法人を設立しました。彼らの提供するサービスは、日本における民泊の鍵の受け渡しに新たな解決策をもたらします。
Keycafe Smartboxとは?
Keycafeが運営する「Keycafe Smartbox」は、無人で鍵の受け渡しを可能にするIoT端末です。すでにニューヨーク、ロンドン、パリなどの主要都市で500箇所以上展開されており、Airbnbをはじめ多くのシェアリングエコノミーのプラットフォームと連携しています。
このシステムでは、ホストが鍵をSmartboxに預け、その後インターネットを通じてゲストにアクセス権を付与します。ゲストは指定された店舗に赴き、タッチパネルに表示されたアクセスコードを入力することで、事前に指定された鍵を受け取れるのです。これにより、ホストもゲストも鍵受け渡しの煩わしさから解放されます。
日本展開への期待
Keycafeの創業者であるクレイトン・ブラウン氏は、「急成長する民泊市場において、当社の技術が鍵の受け渡しの問題を解決できることを嬉しく思います」と話しています。一方、日本法人の社長である小河内亮氏も民泊はインバウンド旅行客にとって重要な宿泊手段であり、鍵の管理が容易になることはホストにとって大きなメリットであると強調しています。
便利なサービス特長
Keycafeのサービスは多機能で、以下の特徴があります:
- - API連携: Airbnbの正式ホストアシストパートナーとして、予約が確定すると自動的にゲストにアクセス権が付与されます。
- - 通知機能: 鍵の受け取りや返却の際、ホストに通知メールが届き、チェックイン・チェックアウトの確認が簡単です。
- - サポート体制: 24時間対応のカスタマーサポートがあり、何かトラブルがあった際も安心です。
- - フレキシブルな料金プラン: 月額費用無しの「使っただけプラン」から、定額で使える「アンリミテッドプラン」まで料金体系が多様です。
新たなロケーションパートナーを募集
Keycafeは、今後、日本国内において端末を設置いただける店舗を広く募集しています。設置における機器代や設置費用は全てKeycafeが負担し、店舗側の手間は最小限に抑えます。この取り組みを通じて、シェアリングエコノミーの拠点を全国に広げていくことを目指しています。
最後に
Keycafeは民泊や不動産管理等に専用のIoT端末を活用した新たな管理ソリューションを提供しています。興味のある店舗やビジネスオーナーは、ぜひ彼らに連絡してみてください。今後の展開が楽しみです!
詳細な情報は公式ウェブサイトで確認できます:
Keycafe公式サイト