看護支援の新たな革命、グリーンコアラV2.0
株式会社千早ティー・スリーは、新しい重症度および医療・看護必要度を見える化するツール「グリーンコアラV2.0」をリリースしました。看護業界でのニーズに応えるため、令和6年度の診療報酬改定に対応し、看護の質の向上を目指しています。
グリーンコアラV2.0の概要
「グリーンコアラV2.0」では、一般病棟の看護必要度の状況を把握するための機能が強化されました。利用者は、HファイルやEFファイル、さらにはカンゴルーの評価情報を取り込むことができ、これにより患者ごとの看護必要度の推移をグラフで視覚的に確認できます。特に、患者が入院してからの日数と看護必要度の変化を把握できるのは、大きな特徴です。これにより、個別に対応が求められる患者の状態をより的確に理解しやすくなります。
加えて、保守契約を結んでいるお客様には「カンゴルー V5.2」の導入CDも発送されるため、利用の効率も向上します。また、看護必要度に関する情報を提供するWebサイト「看護WiseClipper」にもアクセスでき、そこでの相談を元にまとめた書籍「看護必要度Q&A(第6版)」も謹呈されます。
機能の特長
「グリーンコアラV2.0」の主な機能として、以下の3つが挙げられます。
1.
看護必要度の集計値確認と必要度I/IIの比較
2.
看護必要度の全体分析
3.
EFファイルの分析
評価日ごとの看護必要度を確認するだけでなく、患者が入院から何日経過した際に看護必要度がどのように変化しているのかを視覚的に理解できます。また、逆に退院に向けた看護必要度の変化も追跡可能です。これらの分析データは、Excelとの連携機能を持ち、事務職員は必要な情報を迅速に把握することができ、看護職員が患者の状態の変化を視覚的に理解するのにも役立ちます。
このツールを導入することで、医療現場に多くのメリットをもたらすことが期待されています。特に、患者一人一人の状態を詳細に把握できることが、より良い看護の提供につながります。
医療業界は日々進化を遂げており、多くの新しい技術やツールが登場しています。その中でも、グリーンコアラV2.0は、医療現場での課題解決に向けた一つの大きな解決策となるでしょう。
最後に
看護業務の効率化や質の向上を求める医療現場にとって、「グリーンコアラV2.0」は非常に有用なツールです。医療従事者や事務職員の負担を軽減し、より良い医療サービスの提供を実現するために、ぜひ導入を検討してみてはいかがでしょうか。