ヒゴタイの魅力
2025-08-13 14:33:21

絶滅危惧種「ヒゴタイ」の魅力を六甲高山植物園で堪能する夏

六甲高山植物園で過ごす特別な夏



夏の暑さが本格化する中、六甲高山植物園では絶滅危惧種の「ヒゴタイ」が見頃を迎えています。鮮やかなブルーの美しい花びらを持つこの植物は、約1mの高さを持つ多年草で、もともとは広い草地に自生していました。

ヒゴタイの特徴



ヒゴタイはキク科に属し、かつては日本各地で見られたものの、草地の減少により今では展開する環境が極めて限られています。そのため、本州ではほとんど姿を見せず、九州でわずかに見られるのみ。日本の環境省におけるレッドデータブックでは、絶滅危惧II類に分類されています。

この花は、トゲのように見える部分が個々の小さな花で構成された球形のような形を持つのが特徴です。まさに自然が作り出したアートです。六甲山山頂付近の涼やかな気候で育ちながら、都会の喧騒から離れた静けさを保っています。自生環境が難しい今日、この花を見ることができるのは貴重な体験です。

六甲高山植物園の魅力



六甲高山植物園は、六甲山上で運営されており、その周辺ではさまざまな植物が自然の中で生き生きと育っています。市街地よりも約5℃気温が低く、高原ならではの清涼感を楽しむことができるため、夏の気候を忘れたい方にとって最適です。

訪れる人々は、ヒゴタイを見ながら、場内を散策することができ、優雅な自然との触れ合いを楽しむことができます。その姿が風に揺れる光景は、心を和ませるそのものです。また、夏の鑑賞シーズンは8月下旬まで続く予定なので、興味のある方はぜひお早めに足を運んでください。

今後のイベント情報



六甲山上では、特別なイベント「神戸六甲ミーツ・アート2025 beyond」が予定されています。自然の中でアートを楽しむこの芸術祭は、2025年8月23日から11月30日まで開催されます。国内外から61組のアーティストによる作品が展示され、環境への視座と思考をテーマとして、多彩なアート作品が観ることができます。

また、夜間には「ひかりの森~夜の芸術散歩~」も楽しめ、夜の静寂の中、光のアートで彩られた植物園を散歩することができます。これに合わせて、紅葉のライトアップも行われる予定で、特別な体験を提供します。

営業概要



六甲高山植物園の開園は11月30日までの予定。入園料は大人900円、小人450円。駐車料金は通常1,000円ですが、特定期間中は2,000円となります。開園時間は10時から17時で、チケット販売は16時30分まで行われていますので、訪問予定の方は時間に余裕を持ってお越しください。

自然の美しさを感じることができる六甲高山植物園。ぜひ、絶滅危惧種の「ヒゴタイ」を堪能しながら、この特別な空間を楽しんでみてはいかがでしょうか。


画像1

画像2

画像3

画像4

画像5

会社情報

会社名
阪神電気鉄道株式会社
住所
大阪府大阪市福島区海老江1丁目1番24号
電話番号

トピックス(地域情報)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。