全国の自治体で進化する公共施設予約管理システム「Spacepad」とは
公共施設予約管理システム「Spacepad」が、導入から1年超で全国16の自治体に拡大しています。特に、今年度には宮城県柴田町、山形県西川町、山梨県韮崎市、福岡県吉富町、佐賀県唐津市、熊本県長洲町の6自治体が新たにこのシステムを採用しました。これにより、今まで手間のかかっていた予約管理業務が、デジタル化によって劇的に効率化される見込みです。
Spacepadの特徴
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使いやすさと拡張性: Spacepadは、ユーザーにとって使いやすいデザインと、スマートロックやマイナンバーカードとの連携機能を持っています。このため、様々な世代のユーザーが利用しやすく、業務の効率化にも貢献します。
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オンラインでの24時間対応: これまでのアナログ管理では、予約の確認や申請は電話や対面で行う必要がありました。しかし、Spacepadを導入することで、オンライン上で24時間365日いつでも手続きができるようになります。
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キャッシュレス決済の導入計画: 現在、公共施設の利用料金は窓口での支払いが主流ですが、今後はキャッシュレス決済の導入も進め、さらに利便性を向上させることを目指しています。
自治体の声: どのように変わったのか
佐賀県唐津市役所の職員は、Spacepadの導入後、利用者が自分の都合で予約手続きが行えることが大きな変化だと語っています。これにより、従来のアナログ方式に伴う場所や時間の制限がなくなり、利用者にとって大変便利になりました。また、電子錠(スマートロック)の導入によって鍵の貸出手続きも不要に。これにより、施設利用がストレスなく行えるようになっています。
様々な施設での導入例
Spacepadは、体育館、テニスコート、文化ホール、公民館、BBQコーナーなど、多岐にわたる施設で採用されています。そのため、各自治体は市民に対して多様なサービスを提供できるようになります。
未来の展望
Spacepadの導入により、全国の自治体での効率的な公共施設の管理が期待されています。スペースマーケットは、今後も自治体との連携を強化し、住民サービスの向上とDX推進に貢献していく方針です。
Spacepadは、公共施設の予約管理をデジタル化することで、利用者と自治体の双方にとって利便性を向上させるシステムです。今後の普及と進化が楽しみです。