大和ハウス工業と『#だから1・5℃』キャンペーン
大和ハウス工業株式会社は、日本気候リーダーズ・パートナーシップ(JCLP)が主催する『#だから1・5℃』キャンペーンに賛同することを発表しました。このキャンペーンは気候変動を「自分ごと」として捉え、国際社会が合意した「1.5度目標」を広めることを目的としています。
『#だから1・5℃』キャンペーンの概要
このキャンペーンは、政府が新たな温室効果ガスの削減目標を定める重要な時期に実施されるものです。JCLPは参加企業と共に、気候変動を誰もが自分事として捉えるよう働きかけています。これにより、健全な政策議論を促進し、気候危機の回避を目指しています。
多数の企業が賛同し、それぞれのストーリーを発信することで、地域のキャラクターと連携した活動などを通じて「1.5度目標」の認知拡大を図ります。
大和ハウス工業の取り組み
大和ハウス工業は、これまでに自社施設のZEB化や再生可能エネルギーの導入、ZEHおよびZEBの普及に取り組んできました。その結果、事業活動や地域づくりにおいて脱炭素を進める姿勢を示しています。しかし、気候変動は企業にとっても切実な問題です。
最近の異常気象によって、私たちの提供する住まいや暮らしの安全が脅かされています。特に、過去最高の気温を記録した今年の夏には、建設現場での作業者たちが命の危険を感じる場面もありました。このような状況を受け、私たちは「2030年までに、やれることは全てやる」との強い決意を持って、カーボンニュートラルへの取り組みを進めていきます。
キャンペーンの実施と背景
キャンペーンは2024年9月19日から11月末まで実施される予定です。国連によると、気候変動は健康に深刻な影響を与え、多くの命が脅かされています。日本でも毎年、熱中症による救急搬送が約10万件、1千人以上の死者が報告されています。こうした現状を背景に、政府は温室効果ガス削減の目標を見直しています。
大和ハウス工業がJCLPのキャンペーンに賛同することで、気候変動問題に対する意識を高め、社会全体での取り組みを後押しすることが期待されます。
こうした企業の行動が、温暖化対策に向けた新たな提言や政策を生むことに繋がるでしょう。詳細は、
大和ハウス工業の公式サイトや、JCLPの特設ページで確認できます。