日本ワインの未来
2025-11-10 11:07:35

日本ワインの未来を切り開く!荷田瑞穂准教授のセミナー開催

日本ワインの未来を守るセミナー開催



2025年11月から12月にかけて、全国5ヶ所で「ワインブドウ病理セミナー&冬季剪定ワークショップ」が開催されます。このセミナーは、日本ワインブドウ栽培協会(JVA)が主催し、アメリカの著名な専門家である荷田瑞穂准教授を迎える特別な機会です。

セミナーの目的


昨今の日本ワイン業界では、気候変動やウイルスの影響により、栽培現場はより一層複雑化しています。本セミナーは、これらの問題に対処するため、科学的な知見と現場実践を融合させた新しい防除・管理技術を共有することを目的としています。

荷田准教授は、バージニア工科大学での豊富な経験を活かし、日本の気候とも似た環境下での病害(特にカビ由来の病害やウイルス)の研究を行なっており、今回のセミナーにおいてもその知見をシェアします。

講義の内容


講座では、「剪定時に考慮すべき病害リスクとその予防方法」や「病害を考慮した冬季剪定の実践」などをテーマに最新の科学的知見を交えながら解説します。特に、近年北海道でも発生が懸念されている晩腐病に関する研究結果も紹介される予定です。

ワークショップ


ワークショップでは、圃場で実際にブドウ樹を観察し、感染源となる落葉や剪定枝の除去方法、さらには剪定時に注意すべきポイントが実践的に学べます。これにより、参加者はすぐに現場で応用できる実技が身につくことでしょう。

開催概要


  • - 日程と場所:
- 11月21日(金): 岩見沢(北海道)
- 11月25日(火): 赤湯(山形県南陽市)
- 11月26日(水): 赤湯(山形県南陽市)
- 11月27日(木): 塩尻(長野県)
- 12月1日(月): 東御(長野県)

各会場ごとに、講演とワークショップが開催される予定です。

講師プロフィール


荷田瑞穂准教授は、バージニア工科大学にて植物病理学の専門家として活躍しています。オハイオ州立大学で博士号を取得後、2011年から現職にて病害に関する研究を続けており、その活動は日本のワイン業界にとっても大きな影響を与えるものと期待されています。

参加対象


このセミナーは、ワイナリーや生産者、研究者、行政関係者、学生など、日本ワインに関連するすべての方が対象です。

参加申込


参加料は無料ですが、事前申し込みが必要です。各会場の申し込みリンクも用意されています。

背景


日本のワイン産業は気候変動の影響を受け、多くの病害や樹勢低下といった問題が発生しています。このセミナーは、国際的な知見を持ち寄り、今後の日本のワインブドウ栽培の持続的発展を支える重要な機会です。

主催・お問い合わせ


日本ワインブドウ栽培協会(JVA)
E-mail: [email protected]
公式サイト: https://jvine.or.jp/

日本のワインの未来をともに考え、より良い栽培環境を築いていきましょう。


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会社情報

会社名
一般社団法人日本ワインブドウ栽培協会
住所
長野県東御市和5173
電話番号

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