国産和漢食材専門の量り売りサイト『一匙和草』が誕生
2022年5月26日、日本初となる国産和漢食材専門の量り売りサイト「一匙和草(ひとさじわそう)」がサービスを開始しました。このサイトは、国内で育まれた和漢食材を中心に、より気軽に、よりサステナブルな形での利用を提案しています。
一匙和草の特長とは
「一匙和草」では、100%国産の和漢食材を取り扱うことにこだわっています。輸入品が多い業界の中で、国産のものを積極的に取り入れることで、消費者に高品質な素材を提供します。商品は、50gから1kgまで、100g単位で量り売りされ、必要な分だけを手に入れることができるのが特徴です。この形式により、過剰な包装を避け、環境にも配慮したサービスを展開しています。
品質とトレーサビリティの徹底
全ての食材は、栽培された土地や育てられた人、使用された農薬の情報を徹底的に管理しています。特に、オーガニックな方法で生産された材料を重視しており、農薬を極力使用しない取り組みを行っている生産者の原料を中心に集めています。
取り扱う商品は、ナツメやクコの実、オタネニンジン、トウキの葉、ヨモギなど約30種類。今後も品揃えを拡充していく予定です。個人のお客様や飲食店の方々が、会員登録なしで手軽に購入することができる点も魅力の一つです。
背景と誕生のきっかけ
自社でセルフケアブランド「MEGURIE(メグリエ)」を展開する株式会社ハピラボは、国産和漢の重要性を感じていました。日本では多くの和漢原料が輸入に依存している現状があります。2000年代以降、国産化の推進が求められていますが、思うように進んでいません。特に、漢方薬の原料で多くのものが栽培困難であり、薬価が国によって定められているため、国産自給が難しいという現実もあるのです。
近年、輸入価格の上昇が続く中で、高い機能性を持つ国産和漢食材の需要の重要性は増しています。「一匙和草」実現を通じて、国産原材料がもっと利用されることを望んだとのことです。その中で、一般社団法人 日本薬用機能性植物推進機構との協力によってこのサービスが始まりました。
名前に込めた願い
「一匙和草」のサービス名は、国産の和漢食材を日常に気軽に取り入れてもらいたいという思いが込められています。この「一匙」という表現は、手軽さを表しており、薬食同源や医食同源に繋がることを願って名付けられたものです。
未来に向けた取り組み
一般社団法人日本薬用機能性植物推進機構は、薬用植物や機能性植物を活用した健康社会を実現するため、地域経済の活性化にも力を入れています。千葉大学との共同で、植物素材の開発を行い、地域の特色を活かした新しい植物産業の創出を目指しています。
会社情報とお問い合わせ先
株式会社ハピラボは、東京都中央区に本社を構え、セルフケアブランド「MEGURIE」や「一匙和草」の販売を行っています。興味のある方はぜひ、公式サイトをご覧ください。
一匙和草お客様窓口
TEL:050-5434-8193
E-mail:
[email protected]
一匙和草公式サイト