日本の食文化を世界へ!インターナショナルBENTOコンクール
「BENTO」とは、単なる食事を超えた、日本の豊かな食文化の象徴です。家族や友人とのつながりを大切にしながら、さまざまな料理が詰め込まれた弁当箱は、単なる食事ではなく、日本の食文化の深さを物語っています。この度、そんな日本のBENTOを世界に広めるための「味覚の一週間」インターナショナルBENTOコンクールが開催されます。
コンクールの概要
今年のコンクールのテーマは「旬/SAISON」。参加者は旬の食材を使用し、5つの味覚(塩味、酸味、苦味、甘味、うま味)をバランスよく取り入れたお弁当のレシピと写真を応募することができます。書類審査を通過したファイナリスト10名が日本で行われる最終選考に進むことができ、海外からの応募者にも特別に招待が行われます。
また、特別賞としてマイユ賞が新設され、マイユのマスタードやピクルスを巧みに使用したBENTOにも特別な評価が与えられます。
募集と審査
コンクールの募集は2014年9月1日から9月21日まで行われ、応募資格は料理の専門家でないことや、最終選考会に参加可能であることが求められます。未発表のレシピで、食材費は500円程度、調理時間は1時間以内が条件です。
一次審査を経て選ばれた10名は、10月19日に横浜で行われる実技審査に参加し、日仏の著名な料理人によって優勝者が決定されます。優勝作品はANAのチャイルドミールメニューとして提供される予定も含まれ、大きな注目を集めています。
「味覚の一週間」とは
「味覚の一週間」は1990年に始まり、フランスで広く認知されています。日本では2011年から取り組まれ、今年で4回目を迎えます。この活動は、五感を使って味わうことの楽しさや大切さを学ぶことを目的としており、特に小学3~4年生を対象にした味覚教育に力を入れています。毎年多くの料理人や生産者がボランティアとして参加し、需給のバランスや旬の大切さを伝えています。
詳細情報は「味覚の一週間」の公式サイトで日本語と英語で公開中です。日本の食文化を体験し、味覚を楽しむこの機会に、皆さまのご応募をお待ちしております。
お問い合わせ先
「味覚の一週間」実行委員会