LTOとNASの融合!UNITEX USB-LTO + QNAP NASバンドルで、データ保存の新たな時代へ
株式会社ユニテックスとQNAP株式会社は、LTOストレージとNASを組み合わせた画期的なデータアーカイブ/バックアップソリューションを共同開発し、2024年7月16日に発売開始しました。
この新たなソリューションは、LTOの長期保存能力とNASのネットワーク接続機能を融合することで、これまで以上に安全で効率的なデータ管理を実現します。製造業における開発データや図面の保存、映像業界でのコンテンツアーカイブ、医療現場における電子カルテや病理データの長期保存など、様々なシーンで活用が期待されています。
簡便性と安全性を両立
従来のLTOドライブは、SAS I/Fや拡張アダプターが必要でしたが、このバンドルSKUではNASとUSB-LTO DriveをUSB接続するだけで簡単に利用できます。NASにはHDD、OS、仮想マシンOSがインストール済みなので、すぐに使用を開始できます。さらに、仮想マシンOSの画面をHDMI経由で出力し、NASのUSBポートにキーボード、マウスを接続することで、操作端末を別途用意する必要もありません。
また、LTOにデータを書き出して保存することで、オフライン環境でのエアギャップアーカイブ/バックアップを実現。サイバー攻撃やランサムウェアから大切なデータ資産を安全に守ることができます。
柔軟性と効率性
USB接続と仮想環境設定により、オフィス、製造現場、撮影現場など、様々な場所に省スペースで設置できます。低コストで50年の耐久性を持つLTOは、棚管理により無限大にデータを長期保存することが可能です。NASからLTOにデータを書き出すことで、NAS容量を常に最適化し、効率的なデータ保存管理運用を実現できます。
多機能アーカイブソフトウェア「UNITEX ArchiveLT」
仮想マシンOSで動作するアーカイブソフトウェア「UNITEX ArchiveLT」は、NASに接続されたLTOを効率的に利用するための様々な機能を提供します。
オフライン検索機能: LTOへアーカイブしたファイルの情報はデータベースに登録され、オフライン検索が可能です。LTOに保管されているファイル情報や、目的のファイルがどのLTOテープに保管されているかを容易に検索できます。
履歴管理機能: 処理結果は自動的に保存され、履歴管理画面で確認できます。
データ改ざん検知機能: アーカイブしたデータは、各ファイルのハッシュ値が自動的にデータベースに登録されます。リトリーブ時はハッシュ値を再計算し突合することにより、アーカイブデータの変更や改ざんを検知できます。
スケジュール実行機能: NASのデータを、設定した条件により自動的にLTOへアーカイブし、元データを削除できます。
フォルダ監視機能: 特定のフォルダに変更があった場合、自動的にLTOへアーカイブできます。
導入メリット
簡便な設置と操作: USB接続と仮想環境設定で簡単に導入できます。
高い安全性: オフライン環境でのエアギャップアーカイブ/バックアップにより、データ資産を保護します。
効率的なデータ管理: LTOへのアーカイブにより、NAS容量を最適化できます。
長期保存: 50年の耐久性を持つLTOで、長期にわたってデータを保存できます。
多様な機能: 「UNITEX ArchiveLT」は、データ管理を効率化する様々な機能を提供します。
まとめ
UNITEX USB-LTO + QNAP NASバンドルは、LTOとNASの利点を融合した、安全で効率的なデータアーカイブ/バックアップソリューションです。サイバー攻撃やデータ消失のリスクが高まる現代において、重要なデータ資産を長期にわたって安全に管理する必要性が高まっています。このソリューションは、企業や組織のデータ管理の課題解決に貢献する強力なツールとなるでしょう。