エンジニアの働き方
2019-12-10 14:00:44
会社員エンジニアとフリーランスエンジニアの働き方満足度調査結果
エンジニアの働き方を考える
インターネットやスマートフォンの進化によって、エンジニアの需要は高まり続ける中、会社員として働くエンジニアとフリーランスとして独立するエンジニアの間にどのような違いがあるのか、気になる方も多いでしょう。この度、株式会社Miraieが現役のシステムエンジニアを対象に実施したアンケート調査によって、その現状が明らかになりました。
調査の概要
調査は2019年12月に行われ、全体で1,085人のエンジニアが参加しました。内訳は879人が会社員、206人がフリーランスという結果です。それでは、まず会社員とフリーランスの比率から見てみましょう。実に81.0%のエンジニアが会社員であり、19.0%がフリーランスとして活動しています。
満足度の違い
次に、現在の働き方について満足しているかどうかを尋ねたところ、フリーランスエンジニアの約90%が満足またはまあまあ満足と回答。一方、会社員エンジニアの満足度は70%に留まりました。この結果から、フリーランスの方が現状に対する不満を少なく抱えていることがわかります。
会社員の不満点
会社員エンジニアが満足していない理由についても調査を行ったところ、最も多かったのは「技術が上がっても収入が上がらない」というもので、47.5%の人がこの理由を挙げました。また、残業の多さや希望する仕事に就けないことも不満の一因となっています。特に、残業代が支給されないことは、大きなストレスとなるようです。
収入の比較
続いて、収入の満足度について見てみましょう。フリーランスエンジニアの方が「現在の収入に満足している」と回答した比率が高く、この理由としては自由な働き方が挙げられます。市場価値が高いスキルを持つフリーランスは、高額なプロジェクトをこなすことで大きな収入を得るチャンスがあります。
対照的に会社員エンジニアは、給与が一定のペースでしか上がらないため、スキルアップと収入の向上にギャップを感じる結果となったようです。
フリーランスへの不安
しかし、80%以上の会社員は「独立に対して不安がある」と答えています。その理由として「自分で営業しなければならない」「仕事が途切れる可能性がある」などが挙げられました。特に年齢が40歳以上のエンジニアは、年齢を理由にフリーランスとしての活躍を諦める傾向があるようです。
フリーランスのメリット
一方で、実際にフリーランスとして働くエンジニアからは「独立してよかった」との声も多く寄せられています。特に「満員電車に乗らずに済んだ」「自分のやりたい仕事に集中できる」といった意見が目立ちました。収入面でも「年収が以前の1.5倍になった」との回答があり、フリーランスの可能性は多くのエンジニアにとって大きな魅力です。
まとめ
この調査からわかることは、エンジニアの働き方には会社員とフリーランスで明確な差があり、特に収入の満足度においてフリーランスが優位に立っている点です。一方でフリーランスには独立に対する不安も多く、決して誰でもが容易に移行できる働き方ではありません。自分にとっての最適な働き方を見つけるため、慎重に考える必要があります。
最後に、40歳以上のシニアエンジニア向けの求人情報を提供している「SEES」を活用することで、年齢に関係なくスキルを活かせる機会が広がるかもしれません。興味のある方はぜひチェックしてみてください。
会社情報
- 会社名
-
株式会社Miraie
- 住所
- 東京都渋谷区渋谷1-12-2クロスオフィス渋谷6階
- 電話番号
-
03-5774-6300