量子重力計「AQG-B」が光響に登場!
株式会社光響は、Exail社製の新しい量子重力計「AQG-B」の輸入と販売を開始しました。この革新的な製品は、レーザー冷却された原子の自由落下運動を基にした干渉技術を用いています。特に注目すべきは、国際度量衡局(BIPM)に認められた測定方式によって、10 nm/s²という驚異的な精度で絶対重力を測定できる点です。
高精度の測定技術
「AQG-B」は、自然資源管理や地球物理学、火山観測などの分野で非常に重要な役割を果たします。従来の方法では難しかったトレーサブルで高精度な重力データを取得することができ、これにより研究や調査の精度が大幅に向上することでしょう。
使用の柔軟性と耐久性
この製品は、センサーヘッドと制御ユニットが分離されており、15メートルのケーブル接続で可搬性や設置の柔軟性が向上しています。また、振動に対する耐性や温度の安定性にも優れており、複雑なフィールド環境でも信頼性の高いデータの取得が可能です。
特に注目されるのは、ウォームアップ後の短時間で高精度の測定が実現できる点です。たったの2時間以内に10 nm/s²の精度を達成し、50,000時間を超える耐久設計を誇ります。光ファイバを用いた構成も特徴的で、光学調整が不要であるため、現場での導入がスムーズに行えます。
お問い合わせ情報
光響ではExail社の「AQG-B」以外にも、300社以上の海外メーカーの製品や、10万点を超えるレーザー・光学関連製品を取り扱っています。興味がある方は、下記のお問い合わせ先までお気軽にどうぞ。
新たに登場した「AQG-B」は、重力測定の世界を一変させる可能性を秘めています。ぜひその目で、その手で、革新的なテクノロジーを体験してください。
製品詳細URL
Exail量子重力計「AQG-B」