滋賀県甲賀市で育樹イベントを開催
公益財団法人イオン環境財団は、2025年10月19日(日)に滋賀県甲賀市で育樹活動を行います。このイベントは地元の皆さまと協力し、環境意識を高めることを目的としています。
当財団は、2022年6月に滋賀県で開催された「第72回全国植樹祭しが2022」に協力し、滋賀県林木育種場との間で5年間にわたる森林保全および管理活動に関する協定を締結しました。過去2年間で、松くい虫による被害から再生を図るために、3,200本の樹木を植樹しています。今回のイベントでは、地元の250名の参加者とともに、これまでの植樹地において下草刈りや補植作業を行います。
また、参加者は地元の里山の木材を利用したキーホルダー作りや、チェーンソーを使った丸太切りの実演を観ることができます。さらに、京都大学フィールド科学教育研究センターとの共同研究の成果を紹介する展示コーナーも設けられ、研究員による里山の野生動物に関する講演も行われます。これにより、地域住民と共に環境問題についての理解を深める機会が提供されます。
この育樹イベントは単なる植樹に留まらず、環境教育の一環として位置付けられています。
環境教育の重要性
環境問題は、次世代に繋げるべき重要なテーマです。今回のような育樹活動を通じて、地域の子どもたちに自然の大切さを伝えることが求められています。植物が成長する様子を見ながら、自然と共存する重要性を学ぶことが彼らの意識を大きく変える原動力となるでしょう。私たちは、次代を担う子どもたちに豊かな環境を引き継ぐため、今後も里山づくりや森林保全活動を続けていく所存です。
参加者の声
育樹イベントに参加した地域住民や行政関係者は、環境保全の重要性を再認識し、地域全体での取り組みの重要性を強調しています。滋賀県琵琶湖環境部の技監である西川公也様は、「地域の自然を守り育てることは、私たちの責任です。このようなイベントを通じて、より多くの人々が参加し、自分たちの環境を守る意識を高めてほしい」と述べました。
まとめ
滋賀県甲賀市で行われる育樹イベントは、地域の自然環境を守り、未来の持続可能な社会を築くための重要な活動です。私たちは、このような取り組みを通じて、地域全体で環境教育を進め、次世代に豊かな自然を引き継いでいく所存です。参加者の皆さまも、地元の自然を感じながらの活動にご参加いただけることを心よりお待ちしています。