Varonis Systems JapanがFDUAに特別会員加盟
Varonis Systems Japan株式会社が一般社団法人金融データ活用推進協会(FDUA)に特別会員としての加盟を決定しました。今回の加盟は、金融データの活用とその安全な管理を促進する重要な一歩として位置付けられています。
FDUAは、金融データを用いて人と組織のポテンシャルを引き出すことを目標に、組織、教育、技術に関する知識を共有し、個人や企業、業界全体の成長を図るために設立されました。
Varonisのビジネスモデル
Varonisは、20年以上にわたりデータの検出・分類、アクセス権限の最適化、機密データへの異常行動の検出など、企業が持つ情報資産を守るための包括的なプラットフォームを提供してきました。このプラットフォームは、オンプレミスやクラウド、ハイブリッドに対応しており、企業の状態に応じて柔軟に利用できます。
FDUAへの加盟により、Varonisは企業のデータ資産のセキュリティ向上に貢献できるとともに、生成AIの活用を支援する立場を強化しました。特に、データ漏洩のリスクを軽減し、データセキュリティのガバナンスを確立することが目指されています。
データの増加と保護
最近、データ量の増加に伴い、個人情報や機密情報がさまざまな外部サービスに分散されています。これにより、企業が自社の機密データを内部および外部の脅威からしっかりと守るのが難しくなっています。Varonisの統合セキュリティプラットフォームは、どんな環境においても機密データを適切に保護することができます。
この取り組みを通じて、金融業界のAI活用が安全に進むこと、情報漏洩リスクの軽減や規制、コンプライアンスの遵守を助けることを目指しています。
並木俊宗のコメント
Varonisのジャパン・カントリーマネージャーである並木俊宗は、「FDUAへの加盟を大変光栄に思います」と述べ、その理念に深い共感を示しました。彼はさらに、データ活用とAIの安全な利用を促進する意義を強調し、メンバー間でその知見を共有することが日本の金融市場の進展に繋がると語っています。
また、Varonisは世界中で培われたデータセキュリティ技術や顧客の事例を通じて、FDUAのメンバーと協力し、金融市場の発展に寄与していく考えを示しています。安全で信頼性の高い社会の実現に向けて、積極的に取り組むことを約束しました。
FDUAの概要
一般社団法人金融データ活用推進協会(FDUA)の設立日は2022年4月25日。東京都中央区に所在し、金融機関におけるAI・データ活用の推進を目的としたデザインパターンの作成や、関係機関との情報交換を行っています。また、データ分析コンペティションの開催を通じて金融データの魅力を発信しています。
FDUAは、金融業界でのAIやデータ活用を支えるための重要な団体となっており、その活動はさらに拡大が期待されています。
Varonisの加盟により、さらに多くの企業がデータ資産の保護や活用を進め、金融業界全体の成長に寄与することが期待されています。