学生提案の共演!「ぶーん✈︎」イベント開催へ
2024年9月14日から22日、関西国際空港の展望ホールにて、「ぶーん✈︎」というユニークな展示が行われます。このイベントは、京都芸術大学の学生たちが企画・制作した作品を基にしたもので、特に注目されるのはその参加費が無料で、事前予約も不要な点です。
継続する創造力
この企画は、2023年夏に行われた学生の「ねぶた制作プロジェクト」に起源があります。当時、飛行機をテーマにした作品を制作した学生たちは、関空での展示を提案しましたが、残念ながらその実現には至りませんでした。その後、空港側から学生たちに協力の依頼があり、彼らは「もっと多くの子どもたちに喜んでもらえるイベントを!」という熱意を抱えて、企画のブラッシュアップを行い、2024年2月に正式にイベントを決定しました。現在、13名の学生がこのイベントの準備を進めています。
イベントの詳細と魅力
1. 飛行機オブジェ展示
「ぶーん✈︎」イベントの目玉は、使われなくなったおもちゃや古着、木材などを活用した飛行機のオブジェです。まるで離陸を控えた飛行機のような臨場感があり、見る者を魅了します。
2. ペーパークラフトワークショップ
また、空港で実際に使用されている車のペーパークラフトも楽しめます。キットを使用して自分の車を作成し、完成後は特設のフォトスポットで記念写真を撮影できます。さらに、作成した車は自宅に持ち帰ることも可能です。
3. 限定オリジナルドリンクステッカー
さらに、関空展望ホール内のカフェでは、期間限定でイベント仕様のアイスドリンク用ステッカーが登場します。デザインは京都芸術大学の学生によるもので、全3種類が用意されています。
アクセス情報
関西国際空港へのアクセスは、第一ターミナル前の1番バスのりばから「展望ホール行きバス」に乗ると、わずか約6分で到着します。また、駐車場も完備していますが、こちらは有料ですのでご了承ください。
参加方法とSNSでの情報発信
このイベントは、若いクリエイターたちの発信だけでなく、彼らの制作過程やイベントの様子をSNSでも公開中です。詳細や最新情報は、学生たちが運営するInstagramやX(旧Twitter)で確認できます。
京都芸術大学の役割
京都芸術大学は、国内最大規模の総合芸術大学として、芸術を通じて社会のニーズに応える人材の育成に力を注いでいます。特に、社会と芸術の関わりに重点を置いた教育を行い、さまざまなプロジェクトを通じて、学生たちは現実の課題に挑戦しています。現在、在籍する学生数は4,114名ともなります。
これらの魅力満載の企画「ぶーん✈︎」は、社会の一員としての役割を果たす若者たちがどのように創造力を発揮しているかを知る貴重な機会でもあります。イベントの成功を祈りつつ、ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか?