株式会社イツノマが手がける地方創生サービスの全貌
宮崎県都農町に拠点を置く株式会社イツノマが、2025年4月1日より「地方創生顧問・アドバイザー」として、都市部の企業向けに伴走支援サービスを開始します。このサービスの目的は、地方創生における都市企業と地方の連携を強化し、持続可能な地域発展を促進することです。
1. 地域創生の背景
近年、「地方創生2.0」として国が推進する地方分散政策により、地方創生に必要な交付金は倍増し、2,000億円に達しました。しかし、日本経済新聞でも報じられているように、実際には、その予算の過半数が未消化となっており、具体的な成果も出ていないというのが現状です。これにはいくつかの要因があり、特に「地方で活動できる実務プレーヤー不足」や「都市企業と地方の実情のズレ」が大きな問題として浮かび上がっています。
2. イツノマのサービス内容
イツノマは、2020年から都農町で地域の教育機関や商店街、役場とともに官民連携でまちづくりを進めてきました。代表の中川氏は、20年間東京でベンチャー企業を経営してきた経験を生かして、都市企業と地方の連携を強化しています。提供される主なサービスは以下の通りです。
- - 実践知の共有: 地方進出を成功させるための具体的なスタンスや知識を共有します。
- - 伴走支援: 都市企業が地方でプロジェクトを立ち上げ、実施するための伴走支援を行います。具体的には、課題解決に向けた企画提案や、オンラインでの相談を通じて支援を行います。
- - ハンズオン型コンサルティング: 都市企業と地方の実務者をつなぎ、円滑な連携を図るハンズオン型コンサルティングを実施します。
3. 地方進出の課題
これまでにも都農町には多くの東京の企業が訪れており、地方創生に関する課題が多く報告されています。特に「自治体との関わり方が分からない」や「地域に溶け込む方法が不明」といった声が寄せられています。これらの課題に対して、イツノマは親身なアドバイスを提供し、実効性のある支援を目指しています。
4. 提供する具体的なサービス
イツノマは、顧問・アドバイザー業務やスタディツアー、伴走支援など多様なサービスを展開しています。月額顧問料で提供される顧問業務では、月2回のオンライン相談(1.5時間)を受け付け、SlackやSNSを通じてのQ&Aも可能です。また、都農町や高鍋町での現地視察や交流ツアーを通じて、実際のプロジェクトについて学ぶ機会も提供しています。
5. サポート可能なプロジェクトの例
- - 地域ビジョンの策定
- - 若者の地域参加促進
- - 空き家や廃校の活用
- - 教育の探究学習や起業家教育の支援
これらのプロジェクトを通じて、地域の活性化と持続可能な成長に寄与することを目指しています。
6. オンライン説明会の詳細
イツノマは、2025年3月19日(水)19時より、オンラインでサービス説明会を開催します!参加費は無料なので、興味のある方はぜひ参加してください。申込法は、公式サイトにてご確認できます。
この新しい取り組みが、日本全国の地方創生を加速することを期待しています。地域の未来を共に築くため、イツノマが誇る支援サービスを是非ご活用ください。