バーチャル宇宙飛行士選抜試験、夏休みに開催!
宇宙に関心を持つ子どもたちに向けて、新しい試みとして「バーチャル宇宙飛行士選抜試験」が、夏休みの期間中に神奈川県相模原市と石川県小松市で実施されます。このイベントは、最新のAR(拡張現実)やVR(仮想現実)技術を駆使した体験型のプログラムで、まるで宇宙飛行士の訓練に自分自身が参加しているかのような感覚が味わえます。
主催は株式会社amulapo(アミュラポ)。同社は宇宙の体験を実現する研究者集団で、特に子どもたちに宇宙に対する夢を抱かせる取り組みを行っています。今回の「バーチャル宇宙飛行士選抜試験」では、相模原市のサン・エールさがみはらと小松市のサイエンスヒルズこまつで、各種のプログラムが用意されています。
開催概要
日時: 8月1日(木)・8月2日(金)
時間: 各日4回(10:00、12:00、14:00、16:00)
参加者数: 各回24名
参加費: 3,500円(税込)
申込締切: 7月26日(金)正午
日時: 8月17日(土)・8月18日(日)
時間: 各日3回(11:00、13:00、15:00)
参加者数: 各回12名
参加費: 3,500円(税込)
申込締切: 7月30日(火)
このイベントでは、参加者が「船外活動試験」や「船内実験試験」、「宇宙食試験」といった3つのデジタルコンテンツを体験することができます。特にVRを利用した船外活動試験では、宇宙空間での活動をリアルに模擬体験し、ARを利用した船内実験試験では、宇宙飛行士としての実験を行います。さらに、AIロボットを使った宇宙食試験で、宇宙食を評価するというユニークな体験も用意されています。
体験の最後には「バーチャル宇宙飛行士選抜試験 修了証」が授与されるため、参加者は特別な思い出を持って帰ることができるでしょう。
参加方法
参加希望者は、公式ウェブサイトからの抽選予約が必要です。特設サイトでは、詳細な情報や申し込み方法が案内されていますので、早めにチェックすることをお勧めします。
バーチャル宇宙飛行士選抜試験 申込サイト
昨年の11月に栃木県宇都宮市で開催された際には、144名の募集に対して400名以上の応募が殺到するなど、非常に高い関心を集めました。このような関心を受け、本年度も多くの小学生が参加することでしょう。
このプロジェクトは、茨城県の宇宙ビジネス実証実験に基づいており、大手出版社の小学館が協力しています。また、「ちゃおちゃんねる」などのメディアでも取り上げられ、若い世代に宇宙への関心を購読する機会を提供しています。
今後の展望
今後、2025年にかけて全国各地での開催が予定されている「バーチャル宇宙飛行士選抜試験」。協賛企業とともに、さらなる広がりを持たせ、多くの子どもたちに夢を与える機会を作っていく予定です。各地域での最新情報は、特設Webサイトや公式SNSで随時更新されますので、興味のある方はぜひフォローしてください。
本イベントに関する問い合わせは株式会社amulapoまで。未来の宇宙飛行士候補たちがこの夏に新たな冒険を体験することを期待しています。