大型キャビテーション試験水槽50周年記念講演会について
国立研究開発法人海上・港湾・航空技術研究所の海上技術安全研究所では、2023年11月14日(金)に「大型キャビテーション試験水槽50周年記念講演会」を開催します。このイベントはオンラインで行われ、参加者はZoomを通じて参加することができます。
大型キャビテーション試験水槽の概要
大型キャビテーション試験水槽は、昭和50年(1975年)に竣工し、今年で誕生50周年を迎えます。この水槽の誕生背景には、コンテナ船の高速化があり、プロペラのキャビテーションを試験するための新たな施設が求められたことがありました。それ以前の小型キャビテーション水槽は、より小規模な試験に特化していたため、より大きなモデルでの試験が可能な大型の施設が必要とされました。この水槽は、プロペラの性能を研究するための重要な設備となり、液体中の圧力の変化に伴って発生するキャビテーションを観測する機能を有しています。
キャビテーションとは、液体中の圧力が急激に低下することで気泡が生成される現象であり、プロペラや船体に悪影響を及ぼすことがあります。大型キャビテーション試験水槽は、プロペラ単体だけでなく、模型船を使用する計測胴(第2計測胴)を備えており、船体や舵などの要素がプロペラに与える影響も評価することができます。
50周年記念講演会の目玉
今回の記念講演会では、最新の流体設計系の中長期ビジョン、さらに大型キャビテーション試験水槽の将来像についても触れます。参加者は研究所の概要や具体的な研究成果を知ることができる貴重な機会です。この講演会には流体設計系の専門家たちが登壇し、それぞれの役割に応じた内容を発表します。
以下は講演会の具体的なプログラムです:
日程: 2023年11月14日(金)10:00~11:20
方法: オンライン(Zoom配信)
参加費: 無料
申し込み締切: 2023年11月10日(月)17:00まで
申し込みリンク: こちらをクリック
プログラム詳細
- - 開会挨拶:流体設計系長 辻本勝
- - 流体設計系の中長期ビジョンと大型キャビテーション試験水槽の将来像:流体設計系長 辻本勝
- - 大型キャビテーション試験水槽の概要:水槽試験技術グループ長 藤沢純一
- - 研究紹介:
- 流体制御研究グループ 上席研究員 川島英幹
- 水槽試験技術グループ 研究員 澤田祐希
- 実海域性能研究グループ 主任研究員 新川大治朗
この記念講演会は、多くの方々にとって、海上技術の最前線に触れる貴重な機会となること間違いありません。ぜひご参加ください!